うさぎマンネvsうさぎマンネの戦闘記

認めてはいる ページ15

「では次のコーナーへ参りましょう！事前にファンの方々に『97 lineの二人に聞きたい事』 を調査しましたので、お二人に答えてもらいます！」


お、そういう系ね！



「ではまず第一問目！」

「Lは『ギャップマンネ』、ジョングクは『黄金マンネ』と呼ばれているが、お互いのどういう所がそのあだ名にぴったりだと思う？です！ではまずLさんから！」


…ジョングクが黄金マンネだと思う所？

いっぱいあるよ？いっぱいあるけどさ？





これただあいつを褒めるだけじゃん！



中々答えようとしない私を見て不思議そうなMCさんとニッタニタしてるクソうさぎ。




……しょうがない。もうヤケクソだ！！




「…まず、ダンスが凄いですね。踊る時立ち位置的にいつも後ろで見てるんですけど、本当に凄いです。パワフルなのに繊細で。あと、歌も。私達の曲にbutterflyってあるじゃないですか。私、初レコーディングの時にジョングクの歌声聴いて泣いちゃって…笑」


あ、なんか言い出すと止まらん。


「メンバー…特にオッパ達の事もなんだかんだで大好きですし…ツンデレ具合も黄金ですね。笑」


チラッ


「…本当はまだまだあるんですけど、ジョングク氏が照れちゃってこれ以上言うとやばそうなのでここまでにしときます！」



グゥちゃん顔真っ赤！！さっきまでニッタニタしてたのはどこの誰だっけ〜？



「ほんとだ、ジョングクさん顔真っ赤ですね。」



「…あーもうやめてくださいよ！てかあの時泣いてたのそういう理由かよ…お前そんなに俺の事好きなの。」


「は、勘違いしないで？客観的に言っただけだから！」


「ツンデレかよ。」


「アンタだけにはツンデレって言われたくない。」



「はい、ストップです！二人の世界に入らないでくださーい！では次、ジョングクさん！」


はっ、気付いたらうさぎと言い合いしてるよ末期だな私。



さてジョングクよ。お前は私をどう褒めてくれるのかな！


期待の込めた眼差しでジョングクを見つめると、うぎぎぎと歯軋りしながら私を見てきた。




それ威嚇のつもり？可愛いだけだから辞めとけ？






「…はぁ…」



お、腹くくったか？




「…言えばいいんでしょう言えば。Lのギャップ所か…」



腕を組んで悩む表情のジョングク。そんなに真剣に考えてくれてるのね…！



…思いつかないとかじゃないよね？…ね？

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