お話《黒の時代#17》 ページ37
太宰「うわ〜流石だねぇ...すっからかんだよ
まぁ、此れで構成員も増えるし本当便利」
『次、来ますよ』
面白いものを見るみたいに自分を見てくる太宰に冷静な声で言う
後ろでライフルの起動音が聞こえた
ヒュン
太宰の髪を通り抜ける
太宰「あーあ、はずしちゃったね
ほら...もう一度私を撃ってごらん」
相手を挑発するように真っ正面に立つ
男「クッ...」
太宰「ほら、早く」
挑発に負けたのか、男はライフルを構える
だが、銃口を向けたのは
Aの方だった
『...?』
太宰「はぁ...」
大きな銃声が響く
男「ぐはッ...が、ぁ」
倒れたのは男の方だった
太宰「Aちゃんってば、少しは抵抗してよ」
文句を言う子どものように口を尖らせる
『太宰さんが殺ってくれると解っていたので』
そんな太宰に対して悪戯的な笑みを見せるAは珍しかった
其れには太宰も驚く
太宰「本当、君には敵わない」
少し呆れた声で言う
────────────────
血溜りの上に立つ、
目線の先には敵の長、
もう息はない、
中也「こんなもんか」
辺りを見回して、一通り終わったと呼吸を落とす
相手の異能は《幽霊塔》
名前の通り幽霊を生み出すものだが、
この建物(塔)の中でしか使えないという不便なものだった
幽霊に重力操作は効かなかったが、敵自体を倒せばいい話しで
数分で片付いた
中也「あいつらの方はどうだ...?」
念のために付けられた通信機を起動させた
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敵の異能は黒岩涙香さんの作品をお借りしました!
能力の効果とかは自分で考えたので変だと思いますがご了承ください...
今日の文豪!
夏目漱石
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青海凪 ルナ(プロフ) - sonataさん» 無理はなさらず!楽しんで書いてくださいねー! (2018年12月8日 16時) (レス) id: cb32393a88 (このIDを非表示/違反報告)
sonata - ありがとうございます!学校とか部活とかやりながらですが、早めに更新できるようにしたいです!! (2018年12月8日 14時) (レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)
青海凪 ルナ(プロフ) - 好きですこういう伏線張りまくりの話。展開はどうなるのか予測しながら読むのにぴったりの作品でした。更新楽しみにしています! (2018年12月8日 13時) (レス) id: cb32393a88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sonata | 作成日時:2018年12月2日 21時