生きる理由を無くした少女のお話。《文スト》

お話《黒の時代#8》 ページ28

＿

カーテンから光が漏れる

ﾁｭﾝﾁｭﾝと小鳥が鳴く

こんなの久しぶりに感じた


当たり前だと思ってたことが、あの数日間
とても恋しかった。



『昨日の今日で泣き虫になったかな...』

涙ってこんなに勝手に流れるものなんだ

そう思った


此れも織田さんのお蔭、
感謝してもしきれない、


いつか、また、

貴方には会える気がする




『その時に恩返しをさせてください』








私の手が黒く染まったとしても＿＿＿＿＿＿＿




ｶﾞﾁｬ

外の空気が心地いい


深呼吸をして私は、





ポートマフィアへと向かった




─────────────────────


ｼﾞｬｼｭ



壁に血痕が付く



「首領は病により死んだ、
次期首領に私を指名すると遺言を残して、



君が証人だ...いいね？」




白衣を着た男は片目に包帯が巻かれている少年の方を向いて言った




ポートマフィア首領


森鴎外

異能力《ヰタセクスアリス》




ポートマフィア最年少幹部


太宰治

異能力《人間失格》





重い空気のな中、突然少女が現れる


太宰「ｯ！」

森「...誰だね？」



下を向いていた少女は顔を上げた
紫色の目が光る


『天羽A、


──────────────異能力者です』




ポートマフィア最高幹部


天羽A

異能力《異世界の殺傷》









．









．









─────全ては此処から始まった─────

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今日の文豪！

夏目漱石

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