お話じゅうろく。 ページ16
太宰side
今日も皆さんいい働きっぷりで、ずっと目の前の書類と睨みやっこをしています。
「さぁーて、私も一仕事しますか〜」
私はそう言って立ちあがりAちゃんのところに行こうとすると、
目の前には乱歩さんがいた。
乱歩「僕にも教えてね〜」
「...矢張り気づいてましたか、勿論ですよ」
乱歩「なら良い!!」
元気よく返事をしてくれる乱歩さんを置いて、
今日、Aちゃんに───────────
「少しいいかな?Aちゃん」
『はい、構いません』
───────あの日を語ってもらおう。
私は彼女をつれてある丘に来ていた
そこには一つだけお墓が置いてある。
『此れは...』
彼女をつれてきた場所、それは
「織田作の墓だよ」
『!?な、何で...こんな、所_』
「君はまだ彼を必要としてるのかい...?」
『織田、作...』
いきなりのことで混乱しているが、
話してもらわなければ此処につれてきた意味はない。
Aちゃんは多分未だに責任を感じているだろう。
何かは解らない、
何故ならAちゃんはあの日、
────私たちの前から姿を消したから───
「君は何を感じているのだい?
彼は君が背負うことを望んではいないよ」
『...わかってますッ
でも!私があの日、すぐにいけばッ
誘拐なんてされてなきゃ、
織田作を助けれたのッ!!』
その言葉に私は声がでなかった
誘拐?
誰に?
頭が追い付かない。
『全部どうでもよくなって、怖くて、
すぐに諦めたッ!!救えたのに!
...助け、られたのに』
今日の文豪!
夏目漱石
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青海凪 ルナ(プロフ) - sonataさん» 無理はなさらず!楽しんで書いてくださいねー! (2018年12月8日 16時) (レス) id: cb32393a88 (このIDを非表示/違反報告)
sonata - ありがとうございます!学校とか部活とかやりながらですが、早めに更新できるようにしたいです!! (2018年12月8日 14時) (レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)
青海凪 ルナ(プロフ) - 好きですこういう伏線張りまくりの話。展開はどうなるのか予測しながら読むのにぴったりの作品でした。更新楽しみにしています! (2018年12月8日 13時) (レス) id: cb32393a88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sonata | 作成日時:2018年12月2日 21時