誤解 ページ41
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人の目を気にせずキャンパス内を走るけど、ラウールくんの姿は一向に見当たらない。
A「ラウールくん、どこっ…」
こんなことならもっと早く想いを伝えていればよかった。そしたらこんな思いをせずに済んだかもしれないのに。
俯きながら廊下をトボトボと歩いていると、前から人影が近づいてきた。
深「あれ、Aちゃん？」
A「あ、深澤くん…」
深「どしたの、そんな俯いちゃって。
なんかあったー？」
A「えっとその、ラウールくんって男の子がいるんだけど見なかった？背が高くてハーフ顔の…」
深「ああ、俺の次にイケメンのあの子な。」
A「…。」
深「…さっき走って行ってたの見た。」
A「え…、どこに向かってた？」
深「さあ、ごめん分かんないわ」
A「…そっか。」
深「役に立てなくてごめん。
あのさ、Aちゃんに1個謝りたいことがあって。」
A「なに？」
深澤くんは神妙な面持ちをしながら続ける。
深「俺、居酒屋いたとき、Aちゃんに手出してたらしいな…ほんとにごめん」
A「いいよ。あんなのよくあることだし。」
深「え、あぶねーじゃん普通に」
A「まあ、ああいう所で働いてるなら仕方ないよ」
深「それと、翔太のこと、Aちゃんに話すべきじゃなかった。酔ってたからって、あんなこと他人が言うことじゃないよな」
A「それならもう大丈夫…」
深澤「、なにが大丈夫なの？」
A「さっき翔太から直接聞いたの…」
すると、深澤くんは目を見開いて驚いた。
深「え、まじ、あの翔太が？
…うわ、あれってそういうことだったんか…」
A「…？もともとラウールくんと会う約束してたんだけど、翔太と話してるところを見たラウールくんはいなくなっちゃって。。」
深「あー、そういうことね」
A「私、ラウールくんを探しに行く。」
深「おっけー。気をつけてね」
A「ありがとう、じゃあね、」
ラウールくんと連絡はつかない。
もう1度構内を探しても、どこにも居なかった。
会いたいのに会えないなんて。
誰か頼みの綱となる人物はいないのか…
…あ、いる。
連絡先から名前を探してすぐに通話ボタンを押す。
有難いことに、3コール目で出てくれた。
佐「はぁい、どしたー？」
A「佐久間！お願いがあるんだけど、
今時間あるかな」
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みい(プロフ) - 元カレしょっぴーの優しさにもきゅんとしました🥺💙💙 (2022年3月14日 1時) (
レス) @page33 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
そむりん。(プロフ) - みいさん» ありがとうございます🤍ふっかさんとめめは、この先も登場するシーンがあるのでお楽しみに…🥺 (2022年2月22日 21時) (レス) id: c21d1ed65d (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ふっかさんやめめも登場してストーリーどうなるの？！ってめちゃくちゃ続きが気になります😭💕更新楽しみにしてます！ (2022年2月22日 1時) (レス) @page23 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そむりん。 | 作成日時：2022年1月22日 22時
