第194話 描いた未来の形 ページ46
松野「ウソ!?」
八戒「マジかよ!!」
ソウヤ「なんで!?」
乾「A……?」
武藤「マイキー!!?それにAまで!!?」
九井「バカな!!今日、妹を亡くしたのに…失意のどん底のハズだろ?Aはイザナに階段から突き落とされて、意識不明の重体だったハズだろ?来れるワケがねぇ!!」
タケミっちの元へ足を進めるマイキーの背中を眺めながら、私は足を止めて、驚いて目を丸くする千冬たちに視線を向ける。
『やぁ、みんな。久しぶり』
松野「Aさん…!!!」
『うおっ…!』
勢いよく私に飛びつく千冬を私が受け止めきれるわけなく、後ろに倒れそうになる。そんな私を千冬がハッとなって「すみません!!」と慌てて支えてくれた。
『びっくりしたぁ……千冬、マイキーがいるのに大胆だなぁ』
松野「す…すみません…!ほんとすみません…!でも、Aさんが目を覚ました事が嬉しくて……」
「守れなくてすみませんでした」と涙ぐんで謝る千冬の頭を乱雑に撫でて、「あの時…電話くれたのは……私を守るためだったんでしょ」と言えば、千冬はこれでもかってくらい目を見開いた。その時、ブォンというバイクの音が聞こえ、ヒナちゃんを乗せたドラケンが到着した。
松野「ドラケン君まで……」
ソウヤ「Aも無事目が覚めたし……マイキーとドラケンも来てくれたのは嬉しいけど……無理してるんじゃ……」
『無理してるように見える?』
ソウヤ「え……」
不安そうな東卍のメンバーにニコッと笑顔を向け、「見てたらわかるよ」とマイキーとドラケンの背中に視線を戻す。
龍宮寺「どうするよ?マイキー。天竺は、半分ぐらいはまだ動けそうだぞ」
万次郎「半分か…200対2って事だな」
龍宮寺「あぁ…」
万次郎「ハンデいる?」
2293人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れ(プロフ) - だいすきです (2021年8月17日 0時) (レス) id: 4a740cc430 (このIDを非表示/違反報告)
ハイジ - 泣いちゃいました。 (2021年8月14日 21時) (レス) id: 9aaf42bc91 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - スズさん» お恥ずかしい話、私も泣きそうになりながら書いてました…感動していただけてとても嬉しいです! (2021年8月14日 3時) (レス) id: 7fa00bc5ae (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - 沙希さん» ありがとうございます!! (2021年8月14日 3時) (レス) id: 7fa00bc5ae (このIDを非表示/違反報告)
スズ(プロフ) - やばいです、187.188話感動して泣きました( ; ; ) (2021年8月10日 7時) (レス) id: 50e31b744f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セシル | 作成日時:2021年7月17日 14時