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第二話 化けるのが好きね ページ3

近藤「風紀委員だ!入らせてもらうぞ!」

『チッ……うざ……』

土方「近藤さん、こんな奴等に許可取る必要はねえ。ずかずか乗り込めばいいんだよ」

沖田「さすが、土方さん。アンタの図々しさに敵う奴なんてこの世にいやせんぜ」

土方「総悟……てめー…喧嘩売ってんのか!!」

河上「相変わらず、うるさい連中でござる」

来島「A……どうするっスか?コイツ等……」

Aは風紀委員三人を見つめたあと、携帯をカーディガンの中に仕舞った。そして重たい腰をあげ、三人の方までゆっくりと足を進めた。Aが動いたことに気がついたのか、土方と沖田は言い争うのを止め、Aに向き直った。
三人の視線がAに集中すると、Aは無表情から一変……満面の笑みを浮かべて口を開いた。

『ゴリラストーカー率いる風紀委員のみなさん、おはようございます。朝っぱらから、一体何しに来たんですか?』

近藤「Aちゃんんんん!?いつになく毒舌なんだけどォォ!?」

土方「授業も出ずにこんなところで油売ってんじゃねーよ、暇人ども」

来島「んだと、てめー……」

土方に突っかかろうとするまた子をAは手で制し、さらに笑顔のまま口を開く。

『あら…クラスの女子生徒にストーカー行為を働いたり、マヨネーズの油は何に合うか研究しているのは……“暇人”とは言わないんですか?』

土方「なっ!て、てめー…どこでそれを…!」

『フフッ……全校の生徒の手本となるのが風紀委員会ですよね?そのトップの委員長はストーカー行為に勤しみ、副委員長は夜な夜な学校に忍び込んで馬鹿げた研究を行っている……私達の事を言える立場ですか?』

沖田「そうだそうだー。A、もっと言ってやりなせェ」

土方「総悟!!てめーは一体どっちの味方なんだ!!」

近藤「アハハハハ……そうだね……Aちゃんの言う通りだ……俺、委員長やめようかな……」

土方「落ち着け、近藤さん!!コイツの口車に乗せられんな!!」

此奴らは一体何をしに来たのだろうか────Aはこの状況に収集がつかないと判断したのか、ため息をついてプレハブを出て行った。

第三話 プシュケープロペラー→←第一話 モーニングランプ



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セシル(プロフ) - ザクロさん» ごめんなさい。こちらの作品は銀八先生シリーズですので、銀時として出てくることはないと思うのですが、どこか誤字でもありましたでしょうか…… (2020年5月7日 20時) (レス) id: 7fa00bc5ae (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - 銀時だと思います (2020年5月7日 20時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - 綴さん» ありがとうございます!そう言っていただけて光栄です! (2015年10月29日 14時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - 狂乱の貴公子さん» ありがとうございます!更新の際はまた遊びに来てください! (2015年10月29日 14時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
- 貴方のような作者様に出会えて良かった! この作品にはお世話になっております! 私、妹系のお話好きなんですよ(苦笑)  これからも、更新ファイトです!!!! (2015年10月21日 21時) (レス) id: edf458bfd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セシル | 作成日時:2014年2月17日 16時

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