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二十六発目 私の居場所 ページ33

配置が決められていく。


私は何をしたら良いのかな。
どう動けばいいの?






分からない。


「Aちゃんは?」


『…私は………』


一人でやるなら自由に動けるけれど、複数人なんて初めてやることだ。

『…私、どうすればいいの?殺せ、と簡単に言うけれど、皆みたいにオモチャ……拳銃を使えるわけじゃない。


どうせ出来てナイフ扱うことくらい。飛び道具はスペツナズナイフと投げナイフだけ。』

ある意味約立たずだよね、笑われてもおかしくないし…。
皆、きょとんとしてる。


「……ぷっ…はは…」


…やっぱり笑うんだね。知ってた。

どうせこんなことも出来ない私を笑うに決まってる。

そう決めつけていたのは早とちりみたいで。





「変なこと言うね、Aちゃん。俺ら舐めないでよ、ナイフが得意なことくらい最初っから知ってるよ。」

「フッ、例え失敗してもフォローしてやるさ。俺を信じろ、俺もお前を信じてるから。」

「立ち位置は先陣切ってもらう感じでいいかな?不意打ちしてくれると助かる。」

「…銃弾避けれるしあんたの腕を信頼してやってるんだけど。俺の弾避けたし。」

「Aちゃん、俺もやきうしか出来ないよ!!銃なくても大丈夫だって!!」

「それに僕らより素早いしね!大丈夫、Aちゃんのナイフ捌き見てみたいな。」


ね?
なんて白い歯を見せてにっかり笑いながら手を差し伸べてくれる六人。


それがなんか嬉しくて嬉しくて仕方なくて、でもなんか恥ずかしくて、笑う回数減ってたから笑い方も分からなくて、どうしたらいいか分かんなくて、涙も出なくて………


ほんの少しだけ、口角が上がった。



『……ありがと。』


それでもやっぱり億劫で、手をとることは出来なかった。


一部の人が顔を赤くしてそっぽを向いてしまった、でもおそ松とトド松は残念そうに唇を尖らせて

「…手は、取ってくれないんだね。」


って言った。


なんて反応したらいいんだこれ。

『……とりあえず、立ち位置分かったから合流どうするの』

無理やり話を帰るとチョロ松が慌てて続きを話してくれた。

「えっ……と…

カラ松が護衛してる間に裏から潰す。
裏からどんどん進んでいって葛城さんと八千草が話している部屋に突っ込む。
で、護衛とスナイパーは対談が終わるタイミングで行動に出ること。
八千草がまだ死んで無かったらAちゃんに頼むよ。」


…なるほど。

皆が納得出来たようで頷いて返事をする。




「『了解。』」

二十七発目 朝だ!煙草が無いよ!!→←二十五発目 作戦会議in私の家!…あれ……?



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れい - おそ松兄さんがいいです!!大好きなんです!更新頑張ってください! (2016年1月16日 19時) (レス) id: 405b985d2c (このIDを非表示/違反報告)
- おそ松オチがいいです!頑張ってください! (2016年1月14日 15時) (レス) id: 98c5b52946 (このIDを非表示/違反報告)
優維 - おそ松がいいです!! いつも面白い作品を、ありがとうございます!! (2016年1月14日 7時) (レス) id: 845e7660f5 (このIDを非表示/違反報告)
ソメイヨシノ(プロフ) - はるさめさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるとすごい嬉しいです…!あ、なんか目頭が熱く…(´;ω;`)ウッ…こちらこそ、良縁がございましたようで何よりです!是非楽しんでくださいね! (2016年1月10日 16時) (レス) id: 55914f348c (このIDを非表示/違反報告)
はるさめ(プロフ) - あなたの作品で占いツクールを知りました!ありがとうございます!! (2016年1月10日 13時) (レス) id: f5fb11865f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソメイヨシノ | 作成日時:2015年12月22日 1時

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