【マフィア松】最凶少女と最強六つ子

二十五発目 作戦会議in私の家！…あれ……？ ページ32

車でまたガタガタと揺られて私の家についた。



よし、開放された。早くベッドダイブしたい。寝たい。気持ち悪い。また酔った。


｢よし、じゃあこのままここで作戦会議しようか。｣

チョロ松は何を言ってるの。帰れよ。

『いや、それは……』

｢明日は武器調整するから今じゃないとダメ！｣

あ…。武器調整は大事だから仕方ないか…

『…早く終わらせてよ。』

｢はいはい。よし、じゃあ始めるか。｣

まず、グループは二つに分ける。

護衛グループと裏引きして潰すグループ。

護衛は1人と部下招集、裏引きは残りの6人。

『…え、待って、1人でいいの？』

｢うん。本来なら僕達がおそ松兄さんの影武者みたいに動いてるからね。｣

『それ、カツラギに…』

｢大丈夫、葛城さんはお得意様だから。｣

トド松とチョロ松がすごく自信満々…。

｢で、えーと…Aちゃんは裏引き配属ね。殺しの技術に関してはかなり信用できるし。｣

…否定は、しない。ちょっと頼られて嬉しいかも。

｢護衛誰にすんの？俺やだよー？｣

｢やきうしたーい！！｣

おそ松と十四松はいかにも殺る気満々だね。…護衛……護衛に向いてそうな人…




『……カラ松』




｢俺がどうかしたか、カラ松girl？｣

｢クソ松黙れ｣

…一松は相変わらずカラ松に厳しい。あと呼んだ理由違うし。

『カラ松girlになった覚えはない。そうじゃなくて、護衛の話。カラ松が向いてると思う』

…自分の気持ちをここまで公にしたの初めてだ。

いつも諦めてたから。
なんか、ちょっと、楽しい。

｢え、まじで言ってるのAちゃん！！



クソ松兄さんに護衛させるの！？｣

｢クソ松ってトッティ…｣

…傷の舐め合いしてる。
と、それはともかく…

『抹殺ならボス殺すんでしょ。


死体処理誰がやるの』

私はそんなことしたことないから知らない。

やるつもりもない。殺したらそれで終わり。
やりっぱなし？

｢…あー……部下に任せる。

どうせバレないし。｣

チョロ松が仕事を投げた！？
嘘だろ！？

………珍しいこともあるものだなぁ。


｢あ、はいはーい。僕スナイパー希望！｣

｢トッティスナイパー了解。僕は…治療とかに回ろうかな。｣

｢…俺二丁拳銃しかできないから｣

｢嘘つけ、ほかのもできるだろー？……じゃぁ、俺なんでもいいや！｣

みんな続々と配置を決めていく。

私、何すればいいんだろ。ナイフで特攻もしくは不意打ちしか出来ないんだけど…。


銃は使ったことないからな…。

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