二十四発目 八千草…七草…七草粥？お腹空いた… ページ31
八千草グループはどうやらなかなか古いグループらしい。
…そんなのいたか？
｢ボスの名前は八千草 秀夫。なかなかに財力あるみたいだよ？まぁ僕達には劣るけど。
でね、なんか部下の中にここ四、五年のなかで狼に襲われたことある人がたっくさんいるみたい。
それも特定の路地裏。｣
……ん？
どっかで聞いたことあるなぁ。
｢だから、路地裏の狼には恨みがあるみたい。思いのほか情に熱いね。｣
うわぁ、恨まれてる……。
いや、逆に考えよう。
どこの路地裏とは言ってない。ひょっとしたら私と同じようなことを別の場所で別の人がやってるかもしれない。
だからきっと私じゃない。きっとそうだ。
｢兵力はここ最近でぐっと上がってるね。戦闘力も。多分狼対策じゃないかな。｣
へー。(他人事)
『…で、どうやって取り返すの？』
と聞けばカツラギはにっこりと笑って察してよ、とでもいいたげに口を開いた。
｢嫌だな、そんなの敵の本拠地乗り込んでもらわないと。
僕はあいつが嫌いなんだ。｣
あ、完全に私情混ざってる。
なんか聞きたい…けど、どうしようか。
あ、カラ松が代弁してくれた。
｢八千草となんかあったのか？｣
｢うん。旧友だよ…嫌いだけど。｣
……あれ、この人思ったよか黒い…？
いいや、考えるのやめよ。
まぁ、つまりその人首取ればいいんでしょ。
いつ？
｢…実行日はいつ？｣
｢明後日。
僕との対談があるんだ。多分その時に命狙われるから護って欲しいのもあるかな。｣
｢…そしたら、裏引きして潰すのと護衛とで二つに分けなくちゃいけませんね。｣
チョロ松頭の回転はやっ。
明後日かぁ……うん、ナイフ磨いておかなくちゃ。
｢そういうこと。じゃあ、残りは君達に頼みたい。報酬は弾むさ。
これは前金。
僕は別の仕事あるからもう行くよ。
じゃあね、Aちゃん。今度お茶でもしようよ！｣
と大量の札束を置いていって消えていった。
上級紙幣がひーふーみー…
よんせんまん…？前金で…？
『……多い』
｢いいじゃん、たんまり！うひゃ、俺なんか頑張れそう。｣
おそ松の目が完全にお金になってる…
私が苦労して貯めた金の2倍はあるぞ…
なんか悔しい…やっぱり金持ちなんか嫌いだ…
｢さ、帰ろっか。｣
とチョロ松が立ち上がった。十四松がそれに元気よく返事して立ち上がる。
｢Aちゃん！！お茶したらセク○スさせられるからダメだよ！！｣
…十四松、釘差し有難いけどする気ないから。
二十五発目 作戦会議in私の家！…あれ……？→←二十三発目 セクハラやめろくださいマジで
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れい - おそ松兄さんがいいです！！大好きなんです！更新頑張ってください！ (2016年1月16日 19時) (
レス) id: 405b985d2c (このIDを非表示/違反報告)
郷 - おそ松オチがいいです！頑張ってください！ (2016年1月14日 15時) (レス) id: 98c5b52946 (このIDを非表示/違反報告)
優維 - おそ松がいいです!! いつも面白い作品を、ありがとうございます!! (2016年1月14日 7時) (レス) id: 845e7660f5 (このIDを非表示/違反報告)
ソメイヨシノ(プロフ) - はるさめさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるとすごい嬉しいです…！あ、なんか目頭が熱く…(´；ω；｀)ｳｯ…こちらこそ、良縁がございましたようで何よりです！是非楽しんでくださいね！ (2016年1月10日 16時) (レス) id: 55914f348c (このIDを非表示/違反報告)
はるさめ(プロフ) - あなたの作品で占いツクールを知りました！ありがとうございます！！ (2016年1月10日 13時) (レス) id: f5fb11865f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソメイヨシノ | 作成日時：2015年12月22日 1時
