One Night Love【斉藤壮馬】

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しばらく4人でたわいもない話しで盛り上がっているともう時刻は日付を回りそうだった









江口「2軒目行く人〜？」

西山「はーい！」








あんた達まだ飲むんかい
私は明日も朝早いし二日酔いのだるさもまだあるし早く帰って寝たい









貴方「私はそろそろ帰るよ」

江口「壮馬はどうする？」

斉藤「俺も帰ります」

西山「え〜、江口さんと2人きりか」

江口「文句あんのか笑」








仲良しだこと。
宏太朗は最近えぐと仲良くなった後輩でえぐと同期の私にも懐いてくれてる。たぶん


お前らは恋人かってくらいイチャイチャしてる2人を無視して上着を羽織り立ち上がった









貴方「じゃあお先に失礼するね、お疲れ様！」

江口「お疲れ様！」

西山「お疲れ様です〜」









皆に手を振ってお店を出て家へ向かった
春だけど夜はまだちょっと冷えるな〜
でも夜の風に当たるの気持ちいいな〜…ってそんな事より









貴方「何しれっと着いてきてんの」

斉藤「えー、ダメだった？」

貴方「別にいいけどさ…」









何で当たり前のように着いてきてんの。
というか何故先輩にタメ語？生意気なヤツめ









貴方「あんた私の事先輩だと思ってないでしょ」

斉藤「え〜思ってるよ〜」

貴方「じゃあなんでタメ語でしかもちゃん呼びなの！」

斉藤「距離縮めたくて♡」

貴方「ハートマークやめろ」









可愛子ぶっちゃって…
可愛く言えばなんでも許されると思ってるでしょ、なるほど宏太朗タイプか
81にはこんなやつしかいないの〜？？？









貴方「ていうか壮馬は家どこなの？着いてきてるけどこっち方面なの？」

斉藤「俺壮馬って呼ばれるとトキメいちゃう」

貴方「チョロすぎでしょ」

斉藤「よく言われる。あ、家は俺もこっちの方だよ。最近引越したんだ〜」

貴方「へ〜」









わざわざ送ってくれてたら申し訳ないけど同じ方向ならいっか








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