One Night Love【斉藤壮馬】

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それからは1時間程4人で雑談しながら楽しく飲んでいた


話してる感じだとやっぱり私の事気づいてないっぽい
あ〜良かった！









江口「俺トイレ行ってくる〜」

西山「あ、僕も行きます！」









えぐトイレ近いな、今日何回目？笑
まあお酒飲んでるとそうなるよね〜
私は今日は飲まないけどね。酔いすぎて昨日みたいな事になったら大変だから


えぐと宏太朗が部屋を出ていくと斉藤壮馬くんと2人きりになった









斉藤「お酒飲まないんですか？」

貴方「うん、二日酔いなんだ〜」

斉藤「へ〜、…昨日みたいに酔って知らない男とホテル行ったらマズイですもんね」

貴方「そうそう…………え？」









その言葉に恐る恐る顔を向けるとニコニコと私を見つめていた









斉藤「置いてくなんて酷いな〜、ターマーちゃん？」

貴方「お、覚えてらっしゃったのですか…」

斉藤「忘れるわけないもん〜」









嘘でしょ…覚えてたの！？
最悪…事務所の後輩と一夜限りの夜を過ごしたとかシャレにならん









斉藤「朝起きたらいないんだもん〜悲しかったな〜ヤり逃げされちゃった」

貴方「いや、本当にごめんなさい。そして忘れましょう」

斉藤「え〜」

貴方「忘れる方がお互いの為だから！」









同じ職業でましてや同じ事務所なんて絶対今後の絡み増えてくるはずだもん
だから今後の為にも忘れるべき！

ね？と納得させるように問いかけると彼はまたにっこりと微笑んだ









斉藤「やだ」

貴方「…」

斉藤「俺Aちゃんの事好きだもん〜」

貴方「…」









…はい？
今なんとおっしゃいました？









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