One Night Love【斉藤壮馬】

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須藤「すみません突然…」

貴方「いえ！話ってなんですか？」

須藤「実は…」









身構える須藤さんに首を傾げるとゆっくりと口を開いた








須藤「実は僕Aさんの事好きなんです」

貴方「えっ！？」

須藤「良ければお付き合いして頂けないかと思いまして…」

貴方「わ、私も好きです…！」

須藤「本当ですか？」

貴方「はい…！なので私なんかで良ければぜひ！」









突然の告白に驚いたけど嬉しさのあまり身を乗り出して返事をすると変わらずニコニコと笑いかけてくれた

わー！わー！わー！まさか須藤さんも私の事を好きだったなんて…！嬉しい！


嬉しくて笑顔を向けると須藤さんは変わらぬ笑顔で更に続けた









須藤「じゃあ今すぐ僕以外の男の連絡先消してくれますか？」

貴方「へっ？」









突然そんな事を言われ理解が追いつかず素っ頓狂な返事を返すとさっきまでの笑顔は消えて無表情でなんだか怖い顔をしていた









須藤「だから俺以外の男の連絡先消せって言ってんの」

貴方「えっ、あの…須藤さん…？」

須藤「俺の事好きなんだろ？なら他の男の連絡先はいらないよな？」

貴方「き、急にどうしたんですか？須藤さんらしくな…きゃっ」









いきなり顔つきも口調も変わる須藤さんに戸惑いつつ笑って問いかけると髪をグイッと引っ張られた









貴方「痛い…！須藤さんやめて！離して下さい…っ」

須藤「俺に口答えすんな」

貴方「っ…」









須藤さんの豹変ぶりに怖くて涙を流しながら震えていると私の髪の毛を掴む須藤さんの腕を誰かが掴んだ








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