One Night Love【斉藤壮馬】

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夕食を終えてお風呂に入らせて貰い壮馬が貸してくれたスウェットを着て部屋に戻った








貴方「お風呂ありがとう」

斉藤「はーい、ちょっとブカブカだね笑」

貴方「ちょっとだけね」









こうやって着てみると意外と体格差あるんだな〜
よく見たら結構身長差もある？なんかいつもの甘えたな性格のせいで小さく見えてたけど全然そんな事ないのかも
あといつも高身長メガネといるせいで皆小さく見える









貴方「壮馬って身長いくつ？」

斉藤「約170」

貴方「意外とおっきいんだ」

斉藤「Aちゃんは？」

貴方「150」

斉藤「意外とちっちゃいんだ」








うるさいな。てか意外とってなに

小さいと言われちょっとムッとすると何故かギュッと抱きしめられた









斉藤「可愛い〜」

貴方「離せバカ」

斉藤「ムッとしてるのも可愛いしちっちゃいのも可愛いし俺の服着てんのも可愛い」

貴方「あのね〜…私もう27で可愛いとか言われる年齢じゃないから」









せめて綺麗って言いなさいよ。
ていうかよくそんな恥ずかしげも無く可愛いなんて連呼出来るよね。言われてるこっちが恥ずかしくなってくるわ









斉藤「好きな子の事可愛いって思うのは当然の事でしょ？」

貴方「！」









その言葉に顔をあげるとニコニコとなんだか嬉しそうに笑っていた

好きな子って…だから私は27だっつの。好きな人って言いなさいよ


何もかもオープンな壮馬に恥ずかしくなり顔を逸らした









貴方「…いい加減離しなさいよ」

斉藤「あともうちょっとだけ」








そう言って抱きしめる腕に力を込める壮馬に心臓の音を聞かれないように息を押し殺した

好きでもないのに拒まない私はおかしいのかもしれない








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