One Night Love【斉藤壮馬】

13 ページ14

.








なんやかんや話してるとエレベーターが7階で止まり自分の部屋の前に着いた









貴方「じゃ、今日は楽しかったよありがとうね」

斉藤「こちらこそ楽しかったです」

貴方「また現場でよろしくね、お疲れ様」

斉藤「お疲れ様です！」









礼儀正しく頭を下げて笑う壮馬に笑い返して部屋に入った

今日はなんだか疲れたな〜さっさとお風呂入って寝ようっと




お風呂から出て髪の毛が濡れたままの状態で缶ビールを開けた

今日は飲まないって決めてたけど1缶くらいいいよね〜









貴方「ぷは〜っ 美味しい！やっぱビールが1番！」









お風呂上がりのビールって最高だよね
それにしても暑いな、ちょっと窓開けよ

そう思ってベランダの窓を開けると一気に風が入ってきた

涼しい〜ちょっと外出てみよ









貴方「あ」









缶ビールを片手にベランダに出るとタオルでゴシゴシと頭を拭いている壮馬と目が合った









斉藤「Aちゃんもお風呂上がり？」

貴方「まーね」

斉藤「へ〜、えろいね〜」

貴方「殴るよ」








どこがえろいんだか。
…というかそう言う壮馬の方が雰囲気えろいんだけど
なにその色気？年下のくせに。









斉藤「そんなに見ないでよ〜恥ずかしい〜」

貴方「見てないし」

斉藤「見てたくせに〜、Aちゃんのえっち」

貴方「腹立つ〜！」









先輩をからかうなんて…生意気な後輩め。
81って本当にこういう奴ばっかだよね！

イライラしながらビールを飲んでいると壮馬に名前を呼ばれた
振り返ると優しい目付きで私を見つめていた









斉藤「好きだよ」

貴方「…あっそ」








そう一言だけ返して部屋に戻った




ビビった〜！！あんな不意打ちやめてよね！こちとら26歳のアラサーなんだから！
さすがに心臓うるさいわ…









_____________________________________




ここまでお付き合い頂きありがとうございます！


これからも更新頑張ります！


良ければ評価や感想のコメント頂けたら嬉しいです！







はっとり



.

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す