One Night Love【斉藤壮馬】

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貴方「壮馬がどういう経緯で私の事を好きになってくれたのかは分からないけど私が壮馬を好きになることは無いよ」

斉藤「そんなのわかんないよ」

貴方「わかる。さっきも言ったけど年下って時点で恋愛対象外なの」

斉藤「年齢なんてただの数字じゃん」

貴方「そんな事ないです〜」









まだまだ社会経験の少ない若い子達は理想高いし変に求めてくるから苦手。絶対私と合わない
だから私は色んな経験を経て大人な対応をしてくれる年上がいい









貴方「私が壮馬を好きになる可能性はほぼゼロだよ。99％ありえない」









変に期待持たせたくないからちょっと心苦しいけどハッキリと伝えると壮馬は落ち込む事無くむしろ嬉しそうに微笑んだ









斉藤「100％じゃなくて良かった！」

貴方「！」

斉藤「残りの1％に賭けるよ。絶対振り向かせるって決めてるから」









そう言って立ち止まると私の頬に手を添えて優しく、ちょっぴり怪しく微笑んだ









斉藤「だから覚悟しててね」

貴方「……ま、頑張って」









年上のプライドを壊したくなくて余裕ぶって一言だけ伝えて歩き出したけど本当は心臓が破裂しそうなくらいドキドキしていた


今時の子末恐ろしいわ〜…
壮馬はモテるタイプだろうな。女の子の扱い慣れてそうっていうか女の子が喜ぶこと知ってそう



けどまあ年下に興味無い事は変わらないから壮馬を好きになること絶対に無い。絶対にね









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