【名探偵コナン】マイペース少女と二人の警察官

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YOUside






困惑しかないもはやカオスな空気のリビングに、書斎にいた秀くんが入って来た。


赤井「凄い音が聞こえたがどうしたんだ？……………本当にどうした？」


折れた箒片手にガラス片の中に立ちすくむ零くんとソファで皺の付いた紙を手に呆然とする私に、秀くんが眉を寄せる。


降谷「…Aが…」


覚束ない足取りで歩き、こそこそと秀くんに話す零くん。

零くんが自分から秀くんに近づくなんて…。
どんだけ衝撃受けてんだ。


話を聞いた秀くんは目を見開いた後思いっきりしかめっ面になった。
貴方真顔キャラじゃなかったの？

そしてガサゴソと何か漁っていたかと思うと立ち上がり、リビングから出て行こうとする。


『…何しに行くの…？』

赤井「掃除だ」

『……………ライフルで？』←


どっから出したそのライフル。
見間違いじゃなければリビングの床下から出てきたけど、そんな物騒なものいつ持ち込んだの？


疑問しかない私を余所に秀くんは大きなゴミだからな…とか始末の仕方は…とかブツブツ言ってる。


やる気(殺る気)満々な秀くんは珍しいが、顔も知らない相手を始末するのはさすがに難しいだろう。←

え、そこじゃない？知らん。←←



目が据わった二人を何とか落ち着けたが、片付けの後取り調べをされることになった。
何故。私無実だと思うんだけど…。


ちなみにライフルはそれぞれの車に二人の仕事道具が置いてあったから家に隠しておいたそうな。

ライフルを使う警察…そういえばハーフでFBIって言ってたっけ。
でも零くんは日本警察なのにどこで知り合ったんだろ……………もう良いか。(諦め)



黙々と片付けをする二人を見る。

最初は過保護の保護者なだけだったのに段々過激派セコムみたいになってる気がする…。






そしてグラスと箒を素手で粉砕したにも関わらず無傷な零くんはやっぱりゴリラですね。はい。





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