続き7 ページ36
〜Noside〜
ご飯もほぼ完食し、最後に皆でケーキを食べた。殆どの刀剣達が食べたことがないのか、口に入れた瞬間、あまりの美味しさに桜を散らせていた。
浦「わあー！！これすごい美味しい！！！」
小「これが、ケーキ、、」ｷﾗｷﾗ
三「ふむ。美味いな」
めいは食べながら、活劇審神者にいつプレゼントを渡そうか考えていた。
悩んでいることに気付いたのか、薬研が声をかけた。
＊薬「そーいえば嬢ちゃん、大将への贈り物あるんだよな！」
活劇「！！そうなんですか？」
薬研の方を見て顔を輝かせ、小さな袋を差し出した。
『これ、、ずっとお兄ちゃんにあげたかったんだ』
緊張しているのか、声が小さくなり、顔も少し赤くなっていた。
活劇審神者は贈り物が準備されていたことに驚きながらも、貰えたことに嬉しさを感じた。
活劇「あけても、いいですか？」
彼の言葉にめいは頷いた。
他の刀剣達はその間、こっそりと2人きりにするよう食堂から出た。
薬「(大将、俺っちは可能性あると思うぜ。頑張れよ)」
2人を微笑ましそうに見て、薬研は最後にドアを閉めた。
活劇「、、、！！これは、、」
袋から出てきたのは、白馬のストラップだった。
めいから貰うものなら全部嬉しい。だが、何故白馬のストラップを選んだのか気になるらしい。
活劇審神者の考えをまるで読み取るように、めいは言った。
『あのね、王子様は白馬に乗るんでしょ？お兄ちゃん、王子様みたいだから、、////』
最初は単に御伽噺の王子様みたいだと思ってた。だけど、いつしか自分の王子様になって欲しいと思うようになった。
めいはついさっき、その事に気付いた。
このストラップを買った時と今じゃ、もう気持ちは全く違う。今は、このストラップを渡した今の気持ちに気づいて欲しい。
私の王子様になって欲しいと
活劇「、、、すごく、嬉しいですよ！王子様と言って貰えて光栄です」ｸｽｯ
ｽﾞｷｯ
『う、うん！』
気持ちを伝えたいのに勇気が出ない。そんな自分のもどかしい気持ちにめいは戸惑った。
活劇「僕が初めてお姫様にしてあげたように、めいちゃんも今日僕を初めて王子様にしましたね」
『！！！』
ーーー『じゃあ、私をお姫様にしてくれたお兄ちゃんは王子様だね！！』ﾆｺｯ
『(違う、、違うよ。今日からなんかじゃない。あの日からずっと、、)ずっと、お兄ちゃんは私の王子様だったんだよ』
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リゼ - めいさん» 前の小説が消えているのですがどうしたら読めますか？ (2022年9月5日 8時) (
レス) id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 蜜さん» 初めまして！一気読みですか！？そんなに気に入ってもらえるなんて嬉しいです！（笑）お身体気をつけてくださいね！実は活劇審神者さんオチも書いてみたかったです（笑）書いてみますね！応援ありがとうございます！コメントもありがとうございました！ﾍﾟｺｯ (2020年6月13日 6時) (レス) id: 178d820a81 (このIDを非表示/違反報告)
蜜(プロフ) - 初めまして、一気読みして寝不足になる程楽しく読ませてもらってます。か、活撃審神者様とのエンドは投票になかったのだろうか…俺得なだけなのか？と思うので、心の余裕と時間の余裕があればぜひ見てみたいです笑これからもひっそり応援してます！ (2020年6月13日 3時) (レス) id: 372926e5f2 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - ノアネコさん» 読んでくれてありがとうございます！気に入ってくれて良かったです♪これからもよろしくお願いします！ﾍﾟｺｯ (2020年5月31日 6時) (レス) id: 7a0111daa8 (このIDを非表示/違反報告)
ノアネコ(プロフ) - んーとね、夢主ちゃんの純粋さが可愛い()薬研尊い、神作品ですね！好きです！これからも頑張ってください (2020年5月31日 2時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2020年5月30日 9時
