13アユクデ スヒョンside ページ25
「」→韓国語
『』→英語
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『やっちゃった、、、』
飲み物を買いにメンバーから離れて早10分。
ミン・スヒョン迷子です。
いや、違うんだよ。
『女の子達の相手をしながら、自販機探したら、こんな遠くになった訳で、、、。あぁ、もう。誰に言い訳してるんだか』
こういう時に、口から出るのが英語なのは仕方ない。
そうだ、スマホ。
『テヒョナに渡したままだ、、、。終わった、、、』
なす術もなくその場に立ち尽くす。
こんな事ならホソガあたりに着いてきてもらえば良かった。
今更ながらに後悔する。
右を見たって、左を見たって、景色はイマイチ変わらない。
『とりあえずは、メイン会場に戻らないと。400リレーまでには戻らないと。全くもー。自分の方向音痴をこれ程、恨んだことはないよー。いや、あるけどー』
VN『どっちなんですか(笑)』
自分以外の声で、聞き慣れた英語。
振り返れば、SEVENTEENのバーノンとホシ君、ウジ君が。
『ボノーーー!!!!』
思わず抱き着くと、物凄い顔のホシ君が目の前に。
アイドルってこんな顔もするんだね。
HS「ヤ、ヤハー、、、。ボノナ。スヒョンさんと知り合いなんてヒョン聞いてないぞ、、、」
『え、言ってないの?』
VN『聞かれなかったんで』
HS「え、ちょ、韓国語で話して?」
「あ、ごめんなさい。バンタンのVosことミン・スヒョンです。ボノナとは韓国語の勉強してる時に知り合って、それ以来仲良くさせてもらってます」
HS「あ、いえいえ。SEVENTEENのホシことクォン・スニョンです」
WZ「ウジことイ・ジフンです」
HS「いつもボノナがお世話になってます?」
VN「なんでハテナ?(笑)」
WZ「というか、何してらっしゃったんですか?」
VN「迷子になってたっぽい」
「ヤー、、、そんなハッキリ言わんでも、、、」
歯茎まで見せて笑うボノ。
彼と仲良くなるのは早かった。
加えて、ジョシュアとも。
シュアなんかは同じイギリス圏だから、聞き慣れたイギリス英語が心地良かった。
HS「あの、良ければ案内します」
「え、ほんと!?良かった〜。ありがとうございます!」
WZ「敬語、使わなくても、、、」
「ほんとに?ありがとう。じゃあ僕も、スヒョニヒョンって呼んで欲しいな」
すると2人はこれでもかって笑顔で
「「ぜひ!!」」
と言ってくれた。
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作者名:ソラン | 作成日時:2021年8月2日 13時