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音「トキヤは決まった？」
音也くんはトキヤくんがどの曲を選ぶのかが気になるらしく、彼に近づいて質問をしていた。
ト「まだです」
音「トキヤも決まらなかったら日向さんに聞けばいいんじゃない？」
ねー！と笑顔で私の返事を聞く音也くんに私は同意するように頷く。
ト「…いえ。
もう少し自分で考えてみます」
音「えー？でも彼女に聞いた方が選びやすいんじゃない？
俺、彼女の意見で決めたし！」
ト「…貴方と一緒にしないでください。
私には私のペースというものがあるんですから」
トキヤくんは音也くんにそう言い放つと楽譜を持って職員室から出て行くと龍兄は静かにため息をついた。
龍「たく…アイツは…」
林「いいじゃない龍也。
トキヤちゃんの意見もアタシわかるもの。
もう少し様子を見ましょう？」
龍「…そうだな。
一十木、Aも教室に戻れ。
4日後の試験まで時間ねぇけど頑張れよ」
音「「はい！」」
.
職員室を出た後、私と音也くんは並んで歩きながら話し合っていた。
音「ねぇねぇ日向さん！
今日の放課後って時間ある？」
「？はい。ありますよ」
音「ほんと！？
あ、もし迷惑じゃなかったらなんだけど…
放課後Aクラスに来ない？」
「Aクラスに、ですか？」
私は思わず目を丸くして彼を見た。
音「うん！俺、もっと君の意見聞きたい！」
「…あ、えっと」
音「……だめ？」
うっ…そんな悲しそうな顔されると断るなんてできません…！！
「…私で良ければ」
音也くんの無邪気な笑顔に負けました。
音「やったぁ！！約束だよっ！」
私が返事をすると彼はキラキラの笑顔を浮かべ、私に手を振りながらAクラスの方へと入っていった。
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†NANA†(プロフ) - ページ35で、主人公の名前がちゃんと変換されてない箇所があります。 (2021年2月1日 11時) (
レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - かにゃぽむさん» かにゃぽむさんコメントありがとうございます♪面白いって言って頂けて私とてもテンション上がりました！！←しかも一気読みしてくださったなんて嬉しすぎます！！シャニライフレンド申請承認しました♪一緒に盛り上げていきましょー！！ (2019年9月12日 21時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - 白猫さん» 白猫さんコメントありがとうございます！そして返信遅くなってしまい申し訳ございません(T ^ T)一区切りついたらまた更新しますのでお楽しみに♪待っててくださいねー！ (2019年9月12日 21時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
かにゃぽむ(プロフ) - それと、私もシャニライやってまして、誠に勝手ながらかにゃぽむでフレンド申請させて頂きました！よければ、承認お願いします！ (2019年9月8日 19時) (レス) id: 0406d49eb9 (このIDを非表示/違反報告)
かにゃぽむ(プロフ) - 理空さんの小説めっちゃ面白いです！1日前に見つけたんですけど、引き込まれすぎて、もう追いついちゃいました！焦らなくても大丈夫ですが、更新楽しみに待ってます！ (2019年9月8日 19時) (レス) id: 0406d49eb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理空 | 作成日時：2019年6月22日 14時
