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「あれ?黒崎さんの事ご存知なんですか?」
藍「うん。社長から聞いた。
君がスカウトしたのも聞いてるよ」
美風さんは手を止めて私の方を向く。
「はい!黒崎さんは皆から愛される方です!
アイドルになれば絶対人気がでますし、彼に私の曲を歌ってほしかったので!」
藍「そんなにすごいんだね。黒崎蘭丸って。
じゃあデビュー曲ってアールが作曲するの?」
「そうです!美風さんと黒崎さんのデビュー曲を作れるなんて光栄です!!
お2人の事を考えるだけでも頭の中でメロディーが流れます!」
私は目を閉じて流れるメロディーを構成していくと急に頭を撫でられる感覚になった為すぐに目を開けると、美風さんの顔がドアップに映った。
藍「君はすぐに顔にでるんだね。
音楽が好きって言うことが伝わってくる。
…君が楽しそうにしてるところを見ると
何故かわからないけどとても温かい気持ちになれるよ」
そう言って微笑む彼の表情に、私は返事ができずにいると彼は立ち尽くしている私から本を取り上げてページをパラパラとさせる。
するとクッキーの作り方のページを私に見せてくれた。
藍「この際だから事務所の皆にもクッキー作ろうか?」
「え!?いいんですか!?」
藍「いいよ。
人間は"お裾分け"が当たり前ってどこかの本に書いてあったし」
「え?そうなんですか?!」
その情報は知らなかった…。
唖然とした表情をすると美風さんは
藍「冗談だよ。
さて、雑談はここまでにしてお菓子を作らないとね。博士がもうじき糖分不足でパンクする頃だから。
はい、これエプロン」
「わぁピンクですね!可愛い!」
藍「それ着たら始めるよ」
「あ、待ってください!!」
慌ててエプロンをきて美風さんを追いかけた。
こうして美風さんとのクッキングタイムが始まったのであった。
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理空(プロフ) - 朔さん» 私もそう思ったんですが堪えました…w奈々ちゃんとの曲は欲をいえばフルで聴きたかったですね!でもとても満足です←衝動的に書いたトキヤの回も番外編として何処かで出せればと思います!本編の今後もお楽しみに〜♪ (2018年12月6日 0時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 蘭丸がとうとう(〃ω〃)てっきりFNS見てトキヤがUPされるのかと思ってましたw奈々様と宮野さん、ヤバかった…かっこよかったです♪あの曲げまた好きになりました!続き、楽しみに待ってます!この後はきっと…♪ (2018年12月6日 0時) (レス) id: d99f80bc4c (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - エッフェさん» エッフェさんコメントありがとうございます。カッコよかったですよね〜(〃ω〃)語れる方がいてとても嬉しいです!(興奮)そしていつも見に来て頂き感謝です!また時間がある時に見に来てくださいね。 (2018年12月5日 23時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
エッフェ(プロフ) - 急にすみません、いつも小説見ています。私もFNS歌謡祭でマモ見ました!かっこよかったですよね!.(´∀`*).これからも小説楽しみにしています! (2018年12月5日 22時) (レス) id: 5e06056dc5 (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - 朔さん» ありがとうございます!そしてお待たせしました!やっと藍ちゃんを出せて私もかなりテンションが上がっています笑(*゚∀゚*)これからも頑張って更新していきますので楽しみにしててくださいね〜 (2018年12月3日 23時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理空 | 作成日時:2018年12月3日 21時