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そして、時は流れライブ当日。
運命の日がやってきた。
チケット完売とあって会場前は列で溢れかえっていた。
私はというと
「あ、黒崎さーん!こっちです!」
黒崎さんと会場の近くで待ち合わせをしていた。
黒崎さんとはあの後もセッションをしたり、料理を教えて頂いたりしてお世話になっている。
蘭「悪ぃ、待たせたな」
「大丈夫ですよ?まだ全然時間前でしたし」
蘭「これでも早くきたんだがな」
「いえいえ!関係者ですし早めに入ってましたので!
それに何かしてないと落ち着かなくて…
後は見届けるだけなんですけどね…」
蘭「無理もねぇよ。今日はお前のデビューだからな。興奮するに決まってる」
「…今日は私にとって夢への第一歩なんです。だからどれだけの人達が私の曲を聴いてどんな気持ちになるのかを私は知っておきたい」
けど、本当は怖い。
大丈夫だってわかっててもどうしてもひるんでしまう。
すると表情に出ていたのか
突然ムニッと黒崎さんに両頬を引っ張られる。
「ふニュ?!」
蘭「A。お前がお前の曲に自信持たねぇでどうすんだよ。
確かに怖ぇかもしれねぇ
けどなぁ…
お前以上に歌う奴はもっと怖ぇんだよ」
「!!」
そうだ…だから嶺二さんはあんなに…
蘭「お前はただ堂々としてろ。
あとは笑顔でいる事だ。
それだけで歌う奴は安心する」
黒崎さんの言う通りだ。
嶺二さんは私以上に怖いはず。
私が怯えてどうするんだ。
蘭「ふっ…その顔だ。A」
黒崎さんは両頬から手を離して私の頭を撫でる。
「黒崎さん…ありがとうございます。」
お陰でこの後、やる事が出来ました。
ーーーー
蘭丸がイケメンすぎて辛い…
そして嶺ちゃんもかっこよく書きたい…!!
と切実に思う作者です笑
理空
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理空(プロフ) - 朔さん» うぅ…心配してくれてありがとうございます(TT)藍ちゃん可愛いですよね♪続編で藍ちゃんが出てきますので是非見に来てくださいね〜 (2018年12月3日 21時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 理空さん» 3日の夜・・・・今から楽しみです♪が、無理しちゃ、ダメですよー!藍ちゃんがどう出てきて絡むのか、推しなんでより楽しみにしてますね(*´∀`)プレッシャーじゃないですからねw (2018年12月3日 1時) (レス) id: d99f80bc4c (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - 朔さん» ありがとうございます!嶺二編はホントに切ないですよね…今後どう攻略していくか楽しんで頂ければと思ってます!3日の夜には続編を出しますので待っててくださいね〜(*'ω'*) (2018年12月3日 1時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 読んでて・・・・愛音っっっ!!ってなりました。切なかったりニヤニヤしたりしながら楽しませてもらってます♪続編楽しみに待ってますー! (2018年12月3日 0時) (レス) id: d99f80bc4c (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - 朔さん» そう言って頂けると本当に助かります…時間がある時にまた見に来てください(*´ω`*)私も朔さんの作品を是非読みに行きますね〜! (2018年11月30日 0時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理空 | 作成日時:2018年11月27日 22時