愛される天才少女3【うたプリ】

番外編〈とある日の事〉音也 ページ18

一十木side






音「はぁ…A、今度はいつ会いにきてくれるかなぁー」






俺はギターを弾きながら呟くと






ゆみ「またいってるよー」

ちえ「あはは！本日4回目〜！」




おなじみの2人に絡まれる。





音「だってAに会えるのは1ヶ月に一回だけだし…
とにかく寂しいんだよー！！」




ゆみ「これは…ねぇ、ちえ」

ちえ「重症だね、ゆみ」






呆れ声が聞こえてくるがそんな事どうでもいいくらいに俺は落ち込んでいた。


小学生になってから学校に行かなくてはならなくなってしまい、そのせいで彼女と会えなくなることがある。



でもそれがまさか3回くらい続くとは思わず3.4ヶ月Aに会っていない。








音「うぅー」





ギターの音も悲しく聞こえるよ…







「なに唸ってるの？」





音「落ち込んでるんだよー…」






「そっか…
せっかく今日はベース持ってきたのにダメかー」





音「ベースって………………え」







振り向くと数ヶ月ぶりのAがいた。







「久しぶり！音也くん！」






俺は本当にAなのかを確かめたくて思いっきり彼女に抱きついた。






「うぐっ？！お、音也くん…苦しっ」




音「A！本物だ！！んーチュッ」





俺は興奮のあまり理紗の頬にキスをする。







「！？ちょっ、おおおお音也くん！」





真っ赤になって慌てるA。
その表情を見て俺は改めて思う。









あぁ…やっぱり君が好き。






一十木side終了

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