一つ學園の下、貴方と【反応集】【文スト】【完結】

〇帰りに猫を見つけたら ページ6

作「順位や星がついている……！？
お気に入り登録も10人超えました！ありがとうございます！」

ーーー

[中島敦]
「わぁ……もふもふです！可愛いなぁ」

「お前もな」と言いたい所ですが、我慢して。
白い綺麗な毛並みの白猫は、なつきにくいと言いますが、貴女と敦君には心を開いてすり寄って来てくれました。
白い所も甘えん坊な所も彼そっくりです。



[太宰治]
「あれ？可笑しいな、おーいおいでー」

下校中に見かけた、可愛らしい不思議な雰囲気の三毛猫。貴女にはこれでもかと言う程になつきます。
が、どうやら彼に対しては違うようで。
彼のタラシに、猫は引っ掛からないようです。
彼が放つ謎のオーラが原因でしょうね。

「…………私、動物にはなつかれないのだよねぇ…」

少し悲しそうです。猫にまで嫉妬してたりして。



[江戸川乱歩]
「あっ！見てよ！食べてる食べてる〜！」

栄養の為にと2人とも福沢さんから貰った煮干し。
苦いと言って食べるのを拒否している所に可愛らしい茶トラ猫が。美味しそうに食べる猫と楽しそうにする彼に思わず頬が緩みますね。



[芥川龍之介]
「…………………」

ただ貴女が黒猫を愛でる様子を黙って見守ります。
猫に対して楽しそうな笑みを浮かべる貴女を見ては、頭を抱えます。(良い意味で)
猫を愛でながらも時々後ろへ耳をすましましょう。
「…………愛い」と滅茶苦茶小さい声で聞こえます。



[中原中也]
「おっ、中々甘えるのが上手いな」

もう彼は猫からモテまくりでしょうね。
一匹だけの筈だった猫は、気がついたら4匹ぐらいに増えてます、皆彼の元です。
猫がすり寄ってるわ、乗っかってるわで彼も満更ではなさそう。逆に此方が嫉妬してしまいます。
そんな様子に気がついた彼は、

「手前も甘えるの上手いだろ、な？」

とか言って猫を優しく降ろしては、
両手を広げ、此方にニヤッと笑います。
思いっきり抱き付きましょうか、ちゃ〜んと、受け止めてくれますよ。

ーーー

〇部活が忙しくて構ってあげられなかったら→←〇放課後に一人教室に残って窓の外を見ていたら

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す