一つ學園の下、貴方と【反応集】【文スト】【完結】

〇借り物競争のお題として連れて行かれてみたら ページ14

むるむる様リクエスト！
作「借り物競争のお題は、“好きな人”ということで行かせていただきます！」

ーーー

[中島敦]
「あのっ！僕と一緒に来て下さいっ！」

彼は、其処でちゃんとお題の紙を見せてくれます。
貴女が頷けば、安心した様な雰囲気を出します。
お互いに赤くなりながらゴールするでしょう。

「いきなりすみませんでした。
　……こんな場になってしまいましたが、その、僕、
　Aさんのこと、好きなんです………」



[太宰治]
「ふふっ、目立っちゃてるねぇ〜」

満面の笑みで此方にやって来たかと思えば、
前触れ無く、お題も教えず、いきなりお姫様抱っこをしてきます。
何々！？と貴女が赤面しつつ言うと、微笑むだけです。ゴールした後は、優しく下ろしてくれます。

「お題は“好きな人”。
　私、Aのこと好きなんだよ」



[江戸川乱歩]
「ほら！トロトロしてないで速く！」

いきなり腕を掴まれ、訳も分からないまま走ることになった貴女。意外にも足が速い彼に貴女は息切れしながらも走っていきます。
ゴールしたら、手は離してくれましたが、お題をまだ聞いていませんでしたね。
聞けば、顔を反らしながらもちゃんと言ってくれますよ。

「“好きな人”………僕、Aが好きだ」



[芥川龍之介]
「付いてこい」

貴女の元へ来れば、それだけ言って走り出します。
？を顔や頭に浮かべたまま、貴女も走り出す。
走っているとき、彼の様子はうかがえません。
ゴールした後、「お題って何だったの？」と貴女が聞けば、お題の紙を投げて。

「…それで、分かるだろう」



[中原中也]
「A、俺と一緒に来てくれ」

彼も始めにお題を見せるタイプですね。
真剣に言ってくれるので、貴女も頷きます。
更に、彼もお姫様抱っこをしてくれます！サービスが凄いですね。貴女は赤面でしょう。
ゴールした後、ちゃんと真っ直ぐ貴女の方を向き、

「いきなりですまねェ、でも好きだ、A」

ーーー

作「どうだったでしょうか……少しでも喜んで頂けたら嬉しいです！
書いててとても楽しかったです！リクエストありがとうございました！」

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