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〇貴女が失恋した事を知ったら ページ13

作「夢主ちゃんは文豪では無い誰かに恋をしていたということで。文豪は夢主ちゃんが好きということで。」

ーーー

[中島敦]
「そう、なんですね…」

貴女にどんな言葉をかければ良いのか分からない彼。何を言われても一寸した一言しか返せません。
それでも、静かにそっと隣にいてくれます。
背中をポンポンと優しく摩るその手はとても頼もしいとは思いませんか?



[太宰治]
「……ねぇ、絶対私の方が良いよ。
 私なら、君にそんな悲しい表情させないもの」

彼が何をしても振り向く処か気付きせず、別の男性を見ていた貴女。彼は、そんな貴女の姿を見る度、
胸がぎゅっと締め付けられていたようで。
自分を見て欲しいあまり、ポロっと出てしまったのでしょう。でも、彼は本気です。



[江戸川乱歩]
「そんなことばっか言うけどさ!
 僕が君を好きだったらどうするの?」

好き“だったら”ではありません。好きなんです。
だから、少し……いえ、かなり怒り気味何でしょう。
彼が、貴女に上手く好きと言えない間に、貴女は別の男性を見ていました。
それが、悔しくて辛くて寂しかったようです。



[芥川龍之介]
「ふん、貴様の様な未熟者。
 振られるに決まっている」

冷たいですね。彼も怒っているのでしょう。
いくら自分が頑張っても、貴女が見ているのは彼では無かったのですから。
口調が冷たく、怒ってるとはいえ、心配しているのも事実です。貴女が落ち着くまで何時までも傍にいてくれます。



[中原中也]
「手前は、俺を見ときゃ良かったンだよ」

頭を撫でながらそう告げます。悲しそうな貴女を見て、(俺にはそんな顔見せたこと無ェのに…)と。
自分には全くと言っていい程靡かず、振り向かない貴女が何処ぞの馬の骨の関係で此処まで、寂しそうにするのがよっぽど悔しいそうです。
でも、心配だってしています。誰よりも彼は貴女を分かっているのですから。

ーーー

〇借り物競争のお題として連れて行かれてみたら→←〇貴女が告白されているのを見てしまったら



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そこら辺の壁(プロフ) - 天音さん» コメントありがとうございます!私の方こそ本当にありがとうございました!天音様も更新頑張って下さい!応援しております! (1月30日 18時) (レス) @page44 id: 09395bcd27 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - 最初から最後まで素晴らしい作品をありがとうございました…! (1月29日 22時) (レス) id: ae6643b137 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 推し丸様☆さん» コメントありがとうございます!沢山リクエストくれてとても嬉しくて、助かりました!これからも頑張りますので宜しくお願いします! (1月28日 22時) (レス) @page44 id: 09395bcd27 (このIDを非表示/違反報告)
推し丸様☆(プロフ) - この小説終わっちゃうんですか…寂しいですけど、他の作品も引き続き読みます!これからも頑張ってください!!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) (1月28日 22時) (レス) @page44 id: a7c7bf6202 (このIDを非表示/違反報告)
トッテン - めっちゃ面白いです!!リクエストありがとうございました☺️ (1月26日 21時) (レス) @page41 id: e12076433d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そこら辺の壁 | 作成日時:2023年12月8日 22時

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