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19冊目 ページ19

A視点

約束通り、私は、放課後ビビりながら教室で待っていた。

怖い……!滅茶苦茶怖い…!



















その時、扉の開く音。



















『!』

「ちゃんと来てくれたのね、森川Aさん?」



















その声のもとへ振り向けば、3人の女子生徒。

……多くない?



















「早速始めましょうか、単刀直入に聞くわ。

貴女____太宰君とはどういう関係かしら?」


 



















ですよね、そうですよね。

係とか委員会とか部活とか。
んな訳ありませんよね。

図書室は誰も来ないし、部活は入ってないし、
係は仕事無いですもんね。



















圧が凄すぎる…怖い…………。


 
















『わ、私は、太宰く……さんとは、何もありません』





 

 










怖くて“さん”呼びにしちゃった……。





 
 

 












「なら、何故、毎日一緒に図書室にいるの?
2人で?何を?何故?」



















あっちから勝手に来てるのに………、
何で私がこんな目に合ってるんだよ!!
太宰本人に聞けや!



















『特に何もないです』

「っ、とぼけないで!!!」

『!?』



















いきなり、大声を出され、一人の女子生徒に襟を掴まれる。







 





 





「なら、太宰君から来てるとでも言うの?

何の為に!?誰の為に!?

まさか……自分だなんて言わないでしょうね?」

『そ、そんな訳ないです!』

「じゃあ、何故太宰君は、あんなことを………」

『?』




 














女子生徒達の声は下がり、顔も下に向いてしまった。

それに、“あんなこと”ってなんだろうか。



















『あ、あんなことって、なんですか?』

私は、恐る恐る聞いた。

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そこら辺の壁(プロフ) - とあさん» 平気ですよ!むしろありがとうございます!他にもそんな所があれば、ご指摘して頂けると助かります!ありがとうございました! (11月29日 6時) (レス) id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 15冊目の『私よりも速く来ていた』の速くは早いのほうかと思います…!、見ず知らずの私が指摘してすいません、 (11月28日 23時) (レス) @page15 id: f3ef94bb07 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - そこら辺の壁さん» 有難うございます!此れからどんどん更新していきたいと思います! (10月18日 20時) (レス) id: fc2b6b5dfb (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 紗雪さん» 確認したところ、「文豪様の反応が見たい!」、「あ〜、これが噂の逆トリやらか。」、「転生して孤児になって買われてそれから……。」、「東方外変録」でした! (10月18日 19時) (レス) id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - そこら辺の壁さん» 何の作品が好きですか?あ、私ので! (10月18日 18時) (レス) id: fc2b6b5dfb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そこら辺の壁 | 作成日時:2023年9月18日 14時

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