第20物語 Ritu side ページ22
「あの凛月先輩……？」
不思議そうな顔で見てくるAの事をほおっておくのは心が痛いけど、今はそれどころじゃない。
Aに聞こえないように少し距離をおいて、電話に出た。
案の定相手は心彩で、口調が俺たちと話す時とやっぱり違う。
凛「この間って何の事なのかなぁ？ねぇ……心彩？」
多少よく考えればよく分かる事だ。
以前Aはあのびっしり書かれていた紙と、本人は隠していただろう紙の束を持っていた。
そして、俺はきちんとみなかったけど唯一見れたのは誰がやるかという欄に「心彩」と書かれていた事だけだ。
凛「多分あれのことでしょ？心彩がやるはずだった仕事の事。」
向こうからビクッという音が聞こえてきそうだ。
しかし、向こうは無言のまま。
凛「あの束どのくらいあったんだろうねぇ？「……凛月君勘違いしてるよ。」え？」
いきなりの甲高い声に俺はAに聞こえないようにスマホに手をおく。
あ「あのね、あれはAちゃんがやりたいって言ってた仕事なんだよ？私が渡してあげたの！だからね、私は悪くないの！」
焦ったようにいう向こうの声に俺は無性に腹立たしくなった。
基本的に、めんどくさい事は嫌いだけどAのことになるとそうならないらしい。
ほんと病気なみだ。
あ「それに、凛月君昨日練習あったんだよ？いつも来ないけどダメだよぉ。来ないと！今日個人レッスンとかする？」
ほんと病気なみに……
凛「気持ち悪い。」
あ「え？」
凛「ただ自分の立場守りたいだけでしょ？ほんと気持ち悪い。」
ほんと病気なみに俺は彼女に惚れているのかもしれなかった。
☆。.:＊・゜☆。.:＊・゜☆。.:＊・゜
凛月君って気持ち悪いとかいうんですかね？
自分で書いてて？と思いました。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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めぐみ - すごく面白いのに更新が止まっているのが、残念です。続き、読みたいです。 (2017年8月30日 12時) (
レス) id: d5cf1f2b5f (このIDを非表示/違反報告)
リンたろー(プロフ) - りゅーむ@元そるらさん» あ、いえいえ！！本当わざわざありがとうございます！ (2017年7月21日 16時) (レス) id: a42255f7e0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅーむ@元そるら(プロフ) - リンたろーさん» こころちゃんですね。フリガナ降っていなくて、すいません！ (2017年7月21日 15時) (レス) id: cebc7a4617 (このIDを非表示/違反報告)
リンたろー(プロフ) - あの新しいオリキャラの心彩ってなんて読むんですか？漢字弱くて...すみません！！ (2017年7月21日 14時) (レス) id: a42255f7e0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅーむ@元そるら(プロフ) - まーるりんさん» ありがとうございます！頑張ります (2017年7月21日 9時) (レス) id: cebc7a4617 (このIDを非表示/違反報告)
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