クソチャイナ娘の姉貴は俺の標的【沖田総悟】

Battle_153 ページ22

「さて、と」




神威のつぶやきに場の空気がガラリと変わる。






さっきで少し緩みかけた空気がまたパリッと締まった。







「俺もここまでトントン拍子にコトが進むと思わなかったからなぁ。




逆にちょっと怖いね。




まあ俺たちがここまで御膳たてしたことに、真選組はホイホイ乗って来てくれたんだ、ちゃんと俺たちもそれ相応に仕事しなきゃね」






「仕事…？俺たちを殺すんで？」





俺の言葉にうーん…と考える素振りを見せる。






「俺としては手っ取り早くそうしたいんだけどなあ〜。




何にせよ、今回の相棒が慎重なもんでね。


やることは馬鹿でかいのに、それに対する計画が綿密すぎる」





.







.







殺す気がないのに、俺たちを全員ここに呼び寄せた…





来るとわかってて、取り引きを決行した……




.








.




ハッ





「「「罠だっ！！」」」





3人の声がカブったときと、









周りから一斉に武器を持った奴らが出てくるのが同時。







.







.






その数200…いや、300か。




得物は剣、拳銃、槍、バズーカ……諸々各種取り揃えてあった。


その中には持ち出し禁止の物も何種類か。


.







.



「囲まれたってヤツかよ……」






土方さんが煙草を吹かしながら不敵に笑う。







「こいつはちっと骨が折れらァ。



土方さん、盾にしちゃったらすみません」





「そーかそーか。



俺はドサマギで刺しちまうかもしれねーや、気にすんな」




「おーおーそいつは怖ェや。


じゃあドサマギで殺される前に俺が殺しといてやらァ」









ひゅんっ！




剣を一太刀。









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皆様投票ありがとうございます！

そして殿堂入りもできました！ありがとうございます！

そして気づけばお陰様でもう150話突破…一体何話まで続くのか(笑)

お付き合いよろしくです！(*^^*)

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