クソチャイナ娘の姉貴な彼女と俺の日々【番外編】

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浮気してやる！


て意気込んで、周りの人から白い目を向けられたまではいいものの…



「浮気ってどうやってすんの？」



相手いないと意味ないじゃん。


「ぬぁあああああああ！！」


どうしよ！？
でも決めたからには浮気しないと気が済まない！

道端でバタバタと暴れるあたし。増える白い視線。




「…あれ、Aじゃねェか」


低く、だらーん、とした怠惰感が伝わる声

この声は…！


救世主だ！！！


バッ、と振り向いて、勢いよく白いモジャ男に抱きついた。




「銀ちゃん！あたしと浮気して！」

「ギブミー説明」




銀ちゃんは白い目を向けずに白目を剥いた。




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＊土方side＊



「副長、失礼します」

「…山崎、どうした」



山崎が何とも言えない、と言いたげな表情入ってくる。



「先ほど通報で、道端で独り言をぶつくさ言ってた女が突然『浮気してやる！』だとか『ぬぉおおおお！』だとか奇声をあげてて気味が悪い、という通報が…」


「んだそれ。そんなモン真選組の管轄じゃねェ。
痴話喧嘩は奉行所にでも行きやがれってんだ」



くっだらねェ、とタバコをぐりぐり灰皿に押し付ける。



しかし、「ですが…」と続ける山崎。



「その特徴が、やたら体力があって、サーモンピンクの髪の女……副長？」


「………」



さ、サーモンピンクの髪の女なんて他にもいるに決まってらぁ。

きっとチャイナ娘だそうだそうに違いねェ。
クソ天パと喧嘩しただけだろう。

第一うちのサーモンピンクは今頃仕事中…



「で、朝からAさんも行方が分からないのですg「山崎ィイイイイイ！」…ひゃ、ひゃいっ！！」



山崎の胸ぐらを掴み睨みつける。




「総悟には絶対言うなよ言うんじゃねェぞわかったかァアア！！」


「はっ、ハイ！！」





絶対、絶対バレると面倒くせェ！！！






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なんかみんなアホになってますね…笑

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