Battle_426 ページ19
叫ぶとともに、喉の奥から熱いものが込み上げてきた。
______やだ。こんなとこで泣くな
唇をぐっと噛みしめて、沖田を睨みつけて堪える。
.
.
「A」
いつになく真剣な声で、沖田の手が伸びてくる。
そのままゆるゆると優しく頭を撫でられて、
「…ふはっ。
ブッサイクな面」
「うるさい」
この言われよう。
「ブサイクなのは自分でも分かってるっつーの」
「うそ。可愛い」
「…ぇ」
突然の切り返しに、普段以上に心は跳ねて、睨んでいたはずの顔も気の抜けた間抜け面になってしまった。
「俺のことすっげェ思ってくれてて、俺が愛されてることすっげェ伝わってくる。
マジで嬉しい。可愛い。たまんない。ちゅーしてェ」
.
沖田の珍しい物言いに、熱はあっという間に顔に集まる。
恥ずかしくて、でもとっても嬉しい。
.
「俺はこんなところで死ぬつもりはさらさらねェんでィ」
ぽつり、と落ちた言葉。
頭を撫でられていた手が、するりと横に滑り、頬に添えられる。
そして、深紅の沖田の瞳にあたしの瞳は容易く捕らえられて。
ばく
ばく
だめ、ドキドキしすぎてあたししんじゃう。
.
そのまま続ける。
「俺の身体のこたァ俺が一番分かってら。
伊達に身体張る仕事してねェよ。
本当にヤバくなったらちゃんと抜けるから。
…まだ俺ァAとあーんなコトやこーんなコトできてねェのに、死んでたまるかってんだ」
「…最後のが本心でしょ万年サカりが」
「健全な18歳男子はそーゆーモンなのー」
開き直られたし。
.
.
「…まあ、いつかは、ね。
沖田なら、いいよ」
小声で言えば。
「あんま煽んな…！
てめェ今ここで膨らみかけた俺のマグナムどうしてくれんだ」
と結構焦られた。
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銀魂☆☆☆☆☆ - すごいキュンキュンします〜〜〜!!!!! 空知先生とひよりさんが神様にみえます。この作品大大大大大好きです！！ (2016年3月11日 16時) (
レス) id: 4ecdf1b2ff (このIDを非表示/違反報告)
総悟大好き！ - 次の章まで行ってください！喜んで読みます！！ (2015年11月29日 16時) (レス) id: eae230a3f8 (このIDを非表示/違反報告)
aya - 次の章行くんですか！？めっちゃ楽しみだし、うれしいです！がんばってください！ (2015年11月28日 11時) (レス) id: 5abee972a9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 1番初めの章から読まさせていただきました！もうキュンキュンが止まりません！(*pωq*)ずーっと読んでたいです(*pωq*)次の章も絶対絶対絶対読みます！(*ﾟvﾟ*)頑張ってください応援してます(*ﾟvﾟ*) (2015年11月28日 0時) (レス) id: 268b1d3fe1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 次の章いくんですか！？嬉しいです！！！この小説が私の毎日の楽しみなので！！応援しています！！ (2015年11月28日 0時) (レス) id: fafd5c8065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひより
| 作成日時：2015年9月7日 23時
