クソチャイナ娘の姉貴は俺のモン。【沖田総悟】

Battle_421 ページ14

「神威」



ずっとほったらかしにしちゃってた、かつての相棒に視線を移す。

どういう言葉を選ぼうか迷っていたら、察してくれたらしい。




「分かってるよ。
お前の相棒はもう沖田くんなんだよネ。



だから、周りの雑魚どもは全員俺に任せてよ。





______1人足りとも生きてAのもとへは行かせない」




神威が本気出せば、この中の誰1人として勝てるわけない。



かつて隣で見てきた、あたしだから断言できる。




.


「…うん、信じてる」



.






決心も舞台も整って、カイのほうへ向き直る。






「今生の別れに言い残すことはないですか？」






対するカイと、

後ろにずらりと控えるモブ共4〜500人。



.






.



「ねーよ。

てか今生の別れでもねーよ」



「俺ら3人、殺せるもんなら殺してみやがれ」



「この瞳孔開ききってる怖〜いお兄さんとお姉さんが、死ぬより苦しいサービス、お前に奉仕してくれるみたいだから。


楽しみにしときなヨ」





ふん、と黒く笑えば、







カイはくくく…と小さく笑い、




次の瞬間







「行けぇええええ！！！

殺せぇええええ！！！」





怒号のような合図とともに、


化け物どもが一斉に走り出した。

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