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２人は階段を下りながらむっつりと黙っていた。Aは今の言葉を解釈しようと頭をフル回転させていた。
ー人の心、心…私の知る未来と違う心を持つ人が現れるのかしら
「おい」
いきなり話しかけられたことに驚きつつもそちらを見る。
「…学生の頃、何かを閉じ込めたり、歪めたりしたことがあるか？」
『何、何の話？』
漆黒の瞳が鋭くAを刺す。
全くわからなかったAは素直にそう返す。
いや、何故か、何故か何かが飛び出そうともがいていた。でもそれが何なのか知るよしもない。
「なんでもない、忘れろ。」
もがいていたものはスっと落ち着きAの意識の外に出された。
『そう＿＿変なの』
「＿＿私も変だと思っている。」
なにそれ、といぶかしげに見つめるが、もう前を見ていたスネイプと目が合うことはなかった。
・
『そういえば、今晩で寮の点数大幅に変わったわよ』
「スリザリンの奴らが何かしたのか？」
Aはプラチナブロンドの髪を思い浮かべて苦笑する。これは今名前出さない方が良いかしら？
『そうね、主にグリフィンドールだけど……１人だけいるわ、スリザリン。』
スネイプは小さくうめいたが、主にグリフィンドールという言葉に多少軽減されているようだった。
翌日、寮の得点を記録している砂時計を何度も見返す生徒がたくさん現れた。
１５０点も一夜で減っていたらそれはそうなるだろう。
さすがのスネイプもこれにはドラコを叱っていた。グリフィンドール程ではないにしろ、スリザリンも減っているのだから…
Aはドラコの助けを求める視線を感じたが、頑張んなさい。と背中を軽く叩きお叱りの場を離れた。
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ぴの(プロフ) - ちょこちっぷさん» あわわ…ホグワーツと打ってるつもりでした…気付かせてくれてありがとうございます<(_ _)> (2020年12月1日 11時) (
レス) id: 89db1ed5f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこちっぷ(プロフ) - ホグワークでは無くホグワーツです！！とても楽しく読ませていただいてます！ (2020年12月1日 8時) (レス) id: 57e1b6101b (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - ツーノさん» 本当ですか！とても嬉しいお言葉ありがとうございます (2020年11月20日 12時) (レス) id: 89db1ed5f0 (このIDを非表示/違反報告)
ツーノ - 今までの小説とは違う新しい展開でワクワクします！ (2020年11月20日 0時) (レス) id: 6528c03767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2020年11月4日 21時
