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ーHarry sideー
ダンブルドア先生のおかしな掛け声の後、テーブルにはご馳走でいっぱいになっていた。沢山食べ、飲んで、話して僕は幸せで体が暖かくなって眠くなってきた。
来賓席を見上げるとクィレル先生が、黒髪、黒い服の真っ黒な先生と青っぽい黒髪で、スラッとした綺麗な若い先生と話していた。
「イタッ！」
クィレル先生のターバン越しに2人の先生と目が合ったとたん、額の傷に痛みが走った。
「どうしたの？」と尋ねるパーシーになんでもない、と答えながら額を手でおおった。
痛みは一瞬だったけど、それぞれの目つきの感触は消えなかった。
深い蒼の目は僕を懐かしむようで、
黒い目は僕を大嫌いだと言っていた……
「あそこでクィレル先生と話しているのはどなたですか」
「おや、クィレル先生はもう知ってるんだね。クィレル先生の隣にいるのがスネイプ先生だ。」
「スネイプ先生は魔法薬学を教えているが、本当はクィレルの席を狙ってるんだよ」
パーシーはそこで言葉を切り、「うーん」と頭をひねった。
「スネイプ先生の隣の人は誰だろう、あんな人見たこと……もしかして、」
そこでダンブルドア先生がまた立ち上がり、広間がシーンとなった。
◇
「皆に、新学期を迎えるにあたりいくつか伝える事があるがまずは、新しい先生を紹介しよう」
Aはせっかく食べたご馳走が胃から迫り上がる様な感覚がした
「魔法薬学の准教授をしてくださるA・フォーリー先生じゃ」
ハリーの組み分け同様に、コソコソと話す声がさざ波のようにひろがり、Aが軽く頭を下げ席に着くと、思い出したかのように拍手があがった。
『…みんなジロジロ見すぎ』
ダンブルドアが生徒に注意事項を述べている声を聞きながらAは呟いた。
「有名人だものな」
スネイプの返しにAは光の無い目を細めると力なく笑った。
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ぴの(プロフ) - ちょこちっぷさん» あわわ…ホグワーツと打ってるつもりでした…気付かせてくれてありがとうございます<(_ _)> (2020年12月1日 11時) (
レス) id: 89db1ed5f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこちっぷ(プロフ) - ホグワークでは無くホグワーツです！！とても楽しく読ませていただいてます！ (2020年12月1日 8時) (レス) id: 57e1b6101b (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - ツーノさん» 本当ですか！とても嬉しいお言葉ありがとうございます (2020年11月20日 12時) (レス) id: 89db1ed5f0 (このIDを非表示/違反報告)
ツーノ - 今までの小説とは違う新しい展開でワクワクします！ (2020年11月20日 0時) (レス) id: 6528c03767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2020年11月4日 21時
