84話 ページ9
ま、それは兎も角。
「あの花袋、ちょっと助けて欲しいんだ……探偵社の電子機器がハッキングされちゃったの。……異能力でなんとかしてくれないかな?」
「……外、出たくないんじゃが」
「ちなみに拒否権は存在しないよ」
「おいっ!!」
突っ込まれたけど、此処はスルーで。
「というかな、儂の異能は蒲団の中でしか発動せん。探偵社の機器の復旧は無理じゃよ」
嗚呼、云われてみればそっか……でも、
「大丈夫! 蒲団なら私が探偵社まで持ってくから!」
「豪快じゃな……」
だって仕方無いじゃない。花袋がそうしないと力をふるえないんだからさ。
「……儂が元職場に行きづらいとは考えんのか」
いや、別に…………ん?
花袋、今なんて云った?……私の聞き間違いじゃなきゃ……
“元職場”って聞こえたけれど……
「……え、花袋って……探偵社に勤めてたの?」
「そうじゃが……知らんかったのか?」
「うん、知らない……」
そう云えば原作十二巻で、独歩が花袋を探偵社に引き入れたって描写はあったけど……いつの間に。
嗚呼、私も見たかったその場面……。
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雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2022年3月6日 0時) (レス) @page36 id: 70f5cfe725 (このIDを非表示/違反報告)
sofaradore(プロフ) - fuさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります! (2021年6月12日 3時) (レス) id: 89417fcd1c (このIDを非表示/違反報告)
fu(プロフ) - すごい面白いです。無理の無いように更新頑張ってください (2021年5月23日 5時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
sofaradore(プロフ) - MARUさん» ありがとうございます、更新頑張ります! (2021年4月6日 14時) (レス) id: 14582c6caf (このIDを非表示/違反報告)
sofaradore(プロフ) - 飴玉さん» ありがとうございます、頑張ります! (2021年4月6日 14時) (レス) id: 14582c6caf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sofaradore | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年8月16日 15時