転生したら理想主義者の従妹でした。part３【文豪ストレイドッグス】

８１話 ページ6

再び、時系列がとびます……。


♯♯♯♯♯

そんなこんなで……何も変わらないまま時はたつ。

私が大学三年生になってまもなく、蒼王は原作通り、自爆を果たした。

自爆に巻き込まれ、五人の刑事達も命を落とした。

無論、六蔵少年の父親も。


──『恐らく、六蔵少年は探偵社を恨んでいるだろう』

独歩が小説で云っていた言葉が脳裏をよぎった。


……うん、自分でも何考えてるんだかさっぱり判んないや。

多分、頭が今起こってる出来事についていって無いんだろうな……まるで他人事のようにそう思った。


……ちなみに、現在の私の状態。

場所は、港にある余所より小さな、古い倉庫。そこで私は、







……独歩に投げ飛ばされ、首根っこを引っ捕まえられた、六蔵少年の目の前にいる。



……どうしてこうなった。


♯♯♯♯♯
関連順位一位、誠に感謝です！

８２話→←８０話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す