友騙し編６ ページ2
天馬の一声により、最後に向かったのは稲妻町の鉄塔広場。
そこではベンチに座って、みんなでゲームをやった。西園がやりたがっていたポジモンの対戦や交換。あとは、お互い持ち寄ったゲームソフトを貸し合ったりもした。
終わる頃には日がすっかり西へ傾いており、ひぐらしの鳴き声があちこちから聞こえてきた。
最後はみんなで鉄塔に登り、夕焼けを眺めた。円堂監督がこの景色をとても気に入っているんだとか。
たしかに、朱色の絵の具で染めたような空と沈みゆく太陽の眺めは、一瞬時間の流れを忘れるくらい綺麗だった。
「今日はありがとう！ また遊ぼうね」
「次は稲妻祭りに行こうよ！ 先輩も行くって言ってたし！」
「そうだね！ 俺もお祭り初めてだから、行ってみたい！ 狩屋と剣城も行く？」
「暇だったら行く〜」
「ああ、俺も予定が無ければ」
来週末の稲妻祭りにみんなで行く約束をして、その場で解散となった。
俺も自分の家へ帰ろうとして＿＿＿＿ふとその時、天馬がその場に突っ立ったままキョロキョロと辺りを見回していることに気づいた。
「どうした？」
そう声をかけると、天馬は困ったように眉を八の字にして俺の方を向いた。
「ちょっと、大事な物を落としちゃったみたいで……どうしよう。多分広場に着いてからなんだけど……」
「落とし物？ 何を落としたんだ」
「それは……な、内緒！ 探してくから、剣城は先帰ってて！」
天馬はそう言って広場の方へ戻り、草むらや茂みがある所を丁寧に探し始めた。
探してくって……もう夕方だぞ？ 暗くなったら視界も悪くなるし危険だ。一度日を改めた方がいいと思うんだが。
しかし天馬の頑固さはよく知っている。俺が何度言ったところで聞かないだろうから、せめて暗くなる直前に引き摺ってでも連れて帰ろう。
そう決めて、探し物をする天馬の様子を見守っていた＿＿＿＿その時だった。
「こんな時間に、何をしてるんだ？」
背後から、誰かに声をかけられた。
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ココナッツ(；ﾟ∀ﾟ)(プロフ) - 雪華さん» トランスフォーマーは、名前だけ聞いたことがありますがあまり詳しくないですね〜（´･ω･`） (2021年3月20日 22時) (
レス) id: 1bc4b1a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(；ﾟ∀ﾟ)(プロフ) - 星猫さん» すみません(＞＜) とても嬉しいのですが、思うように時間が取れないので迷惑をかけてしまうかもです…… (2021年3月20日 22時) (レス) id: 1bc4b1a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(；ﾟ∀ﾟ)(プロフ) - 星猫さん» 私東方はあまり詳しくないんです(￣▽￣;) でも、魔理沙や咲夜が好きです笑チルノも可愛いですよね！ (2021年3月20日 22時) (レス) id: 1bc4b1a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - トランスフォーマープライムは知っています？ (2021年3月16日 8時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - それと、一緒に合作しませんか？ (2021年3月16日 8時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココナッツ(；ﾟ∀ﾟ) | 作成日時：2021年3月15日 22時
