【Dｸﾞﾚ】天使の子。 -- ２ -- (ページ11)

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リーバー「はっ、しまった!!A!!」

「いや、遅せえよ!これ、どうすれば…」

ジョニー「任せろ!インテリなめんな!」

ジョニーさんがどこからか
大砲を持って登場してきた。

リーバー「おお！ジョニーいけええ!!」

ジョニーさんが
引き金を引こうとしたとき、
……邪魔者は現れた。

？「ダメてえええええ!!!!」

その人物はジョニーに向かって
飛び蹴りを食らわせた。

ジョニー「ぐはあっ…」

ジョニーさんはあっけなく
床に倒れこみ、奴は華麗に着地した。

リーバー「～～～～!!室長おおお!!!」

コムイ「ダメ!!コムリン悪くない!!」

リーバー「Aがどうなっても
いいって言うんすか!!」

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コムリン「ｴｸｿｼｽﾄ、ｼｭｼﾞｭﾂ…ｼｭｼﾞｭﾂ…」

「あーもう!!イノセンス、発動!」

分裂しようが関係ない、
このままじゃあたしが危ない。

「イノセンス、第２解放。」

薄い紅色の刃が深紅に輝きだす。

リーバー「Aのイノセンス…!」

「汝に永久の眠りを与えよう。
………【紅羽(あかばね)】!」

刀を振るうと刃から
無数の赤い羽が飛び出し、
コムリンに襲いかかる。

あたしを捕らえていた
コムリンの腕も吹っ飛び
何とか脱出することはできた、が。

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「っ!!ヤバ……」

あたしの体は宙に投げ出され
そのまま吹き抜けの下へ落ちていく。

早く翼を出さないと …――

そう思った途端、
頭の中に映像が流れ出した。

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『『うわ…化け物だ!! 』』

『あ、あたしは…』

**『近寄るなよ!やべ、消毒しなきゃ!』

**『息子に近づかないでっ!』

『あの…崖から落ちそうだったから…』

**『あっち行けよ、化け物が』

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ああ、そうだ、あたしは …――

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**「A!!」

聞き慣れてきた声とともに
あたしは誰かに抱きとめられた。

「え、神田…？」

神田「ちっ…手間取らせやがって。」

不機嫌そうに呟いた後、
神田は壁を伝って上へ登っていき
リーバーさんたちの所へ降り立った。

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