飛来前譚 ページ2
━━魔国連邦(ﾃﾝﾍﾟｽﾄ)━━
「はぁ〜、平和だなぁ...な、ランガ」
「はい！我が主！！」
今日も魔王リムルは、執務室にてシュナの煎れた紅茶を口にしながら、影の中に潜む嵐牙と会話を繰り広げるのであった。
「失礼致します。リムル様、宜しいでしょうか」
この声は、シュナだな？
「いいよ」
許可を出すと、シュナは一礼して入ってきた。
どうやら、おやつを持ってきてくれたようだ。
「いつもご苦労さん。最近はレパートリーが増えて嬉しいよ」
「ありがとうございます！リムル様に喜んで貰えて嬉しいです！」
今日は...おお！ミルクレープか！安定して美味しい！
あ、ところで智慧ノ王ｰﾗﾌｧｴﾙｰさん？
この前の、竜種の5体目だの何だのって聞こえてきたのって何だったの？
解:世界に存在する竜種は、これまで４体とされてきましたが、何らかの影響で５体目の竜種が誕生したもようです。
尚、この周辺への影響は確認されておりません。
なるほど。しかし、５体目かぁ。ヴェルドラ級のやつが更に生まれちゃった訳だ...。うーむ...まぁ、影響が無いなら、気にするひつようはないか。うむ。気にしない、気にしない。
俺はこの時少しでも気に止めておくべきだったのかもしれない。
─────暴真竜ヴェルリアが魔国連邦に飛来するのはこの数日後なのだった。
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蒼キ紅ノ使者ｰ晴秋ｰ(プロフ) - かなとさん» 御指摘ありがとうございます。すみませんでした、気を付けます。 (2019年3月26日 16時) (
レス) id: 6643e9d85f (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月26日 15時) (レス) id: 9afeebc6dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴秋 | 作成日時：2019年3月26日 14時
