. ページ36
.
涼太が寝ている間に､俺と翔太は昼ごはんを済ませることにした｡
リビングに行くと､康二が寄ってくる｡
向「だてさん大丈夫？？」
かなり心配してた様子でそう聞いてくる｡
渡「ただの働きすぎで寝不足なだけだから大丈夫」
向「そっか...熱とかないんならいいけど...」
ごめんね､康二
なんて思いながら､多分ここにいるメンツのほとんどが気づいているのだろう｡
気づいてるけど､あえて聞いてない状況ではあると思う｡
特に佐久間とはもうかれこれ6年の付き合い
照と阿部だって5年
康二は3年､めめでも2年の付き合いだ
バレないわけないのにな...
なんて､体調崩すのなんて1年にあるかないかの徹底してる人だからもしかしたらバレてないのかもしれない｡
そこら辺の話をすることは無いから分からないけど
そんなことを思いながら､佐久間が買ってきてくれてたカップ麺を2人で食べる｡
すると､阿部がこっちに寄ってきた｡
阿「夜､俺作ろうか？？」
渡「え､いいの？？」
阿「ちょうど暇だし､だてさんほど上手くできるか分からないけど...」
「阿部ちゃんありがとう｡じゃあ､お願いしようかな」
阿「うん！任せて！だてさんの分はどうする？」
渡「あ〜作っておいて大丈夫！食欲はあるっぽいから！」
阿「了解！なんか温かいもの作っておく」
まあ食欲があるかどうかは謎だけど､翔太なりの優しい嘘なのだろう｡
阿部､ごめん｡なんて知ってる俺は少し思った｡
佐「佐久間さんも手伝うぞっ！」
阿「え〜佐久間か...」
佐「なんで困るのさ！！いいじゃん！変なことはしないから！！ね！！ね！！」
阿「はいはい分かったから...じゃあ俺の言うこと聞いて動ける？？」
佐「あいあいさー！！」
なんて佐久間が手伝うことになったけど...
その日の夕方頃に阿部の怒号が響き渡ってたことは聞かなかったことにしよう｡
それを見てた康二とめめが手伝う羽目になってた...
俺は別のことしてたからセーフ
でもまあ賑やかになったもんだし､こんなにも助けてくれる仲間がいることは幸せだなって思う｡
いつか...ね､涼太も気づける日が来るといいな...
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1694人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (
レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます！移行先で書かせていただきます！今後もよろしくお願いします！！ (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました！今後もよろしくお願いします！！ (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ra. | 作成日時：2021年1月17日 2時
