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今までだってない訳じゃなかった。

女 だということに良くない感情を抱く人だって

いただろうし

実際それは東西関係なく全員だったと思う。




ただ、抱き方は人それぞれで

深く重く受け止める人もいれば

案外軽めに受け止める人もいて

次第に仲良くなってはいたのも事実だった。


だから、嫌がらせがあっても

私は当たり前だと思って我慢してたし

偶に他の人にバレた時は周りが庇ってくれたりもして

特に なにきん の6人には守られていた。


だから、バラバラになったのが

チャンスだと思ったのだろう。



でも、増えた嫌がらせを康二や丈くん、龍太くんの

お兄ちゃんメンツに報告出来るくらいには

私も成長してて、というか素直で

その度、また、守ってもらっていた。


でも、度が過ぎるものは、ダメだった。





バンッ!!とレッスン室に響き渡り

たくさんの人の声が飛び交う。



丈 「 A?なあ!目、覚まして?!! 」



浜 「 あかん、先救急車呼べ 」



西 「 誰か状況わかる人おる? 」



康 「 なんで誰もおらんねん!見てたやろ!!! 」



後から話を聞いた時、あの温厚な康二が

怒ったと聞いてびっくりした。

でもそれでやっと事の重大さが分かったのか

私が気に食わなくて嫌がらせをしていた、と言った

Jr.が数名出てきた。そして、泣きながら謝った、と。



アクロバットの練習を隅でしていた私が

余計気に食わなくて、確認して飛び始めた時に

足を着くところにタオルを投げたのだと。


そして見事に私は足が滑って全身を床に打ち付けた。

それがレッスン室に響き渡った バンッ!! であった。

私は今まで感じたことの無い痛みを感じながら

ギリギリで保っていた意識を手放したのだ。




次に覚めた時には病院で

康二と流星とその日は舞台でいなかったはずの

龍太くんと嫌がらせをしていたJr.がいて

あぁ、死ななかったんだな、とだけ思った。



康 「 A!おきた!!なあ!Aが…!!! 」



大 「 Aちゃん、大丈夫?痛いとこない? 」



室 「 ちょ、うるさいで、とりあえずA大丈夫か 」



『 ん、よゆー 』



室 「 よゆーちゃうわ!!ほんま心配かけすぎやねん 」



『 ごめんって、寿命縮んだ? 』



室 「 セミくらい縮んだわ! 」



『 …その返しおもんないで、笑 』



大 「 Aちゃん変わらんやん 」




なんて言われるほどには普通だった。







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ぴぴたん(プロフ) - はじめてコメントします。お話とても面白いです!続き楽しみにしています!! (2020年3月7日 22時) (レス) id: d99e7c35bd (このIDを非表示/違反報告)
咲人(プロフ) - とても面白かったです 続きが気になります (2020年3月3日 20時) (レス) id: 0abd9b4149 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年2月3日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こっぷ | 作成日時:2020年2月2日 18時

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