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「ジミン！？ねぇ！俺、死ぬの！？死んじゃうの！？」
「…テヒョン、大丈夫、それ病気じゃないから、世界中の思春期男子の誰もが体験してることだから」
「え！？ほんと！？俺だけじゃないの！？」
あまりにも青ざめた顔で言ってきてかわいそうになった
テヒョンにそう言ってやると、本当に安心したように脱力して机に突っ伏した
「はぁ〜よかったぁ〜！病気じゃないんだぁ〜！…って世界中の男みんなが体験してるって言った？」
「？うん」
「じゃあジミンもこうなったことあんの？」
そう言われて一瞬彼女が頭をよぎった
テヒョンも
ジョングクも
ジンヒョンも
夢中にさせる彼女が
何も言わない俺を不思議に思ったのかテヒョンが俺の顔の前で手をふった
「ジミン？どうしたんだよ？ボーッとして？」
「え、あぁ、いやなんでもない、ゴメン」
「変なの！で？ジミンもあるの？」
目を輝かせていかにも楽しそうに聞いてくるテヒョン
「…うん、あるよ。テヒョンよりは軽い症状だけどね」
まだ
「わぁ〜！ジミンもあるんだ！仲間だ！！」
嬉しそうにそういうお前に彼女の名前を出したらどんな顔をするんだろうか？
けど、そんなこと俺にやる勇気もない
「仲間って何だよ(笑)…もしかしたら敵かもしれないだろ？」
少し意地悪かもしれない
けどいつも俺はお前のついでで
俺の好きな子は全員お前を好きになってた
うらやましかった
努力なんかしなくても好かれる、人を惹きつけるお前が
これくらいの意地悪は許せよな？
ポカンと口を開け間抜けな顔をしているテヒョンにデコピンをかまし冗談だよって笑った
「な、なんだよ！焦ったぁ〜！」
「ほら！次移動だろ？準備して行こう」
「おう！」
忙しなく自分の机に戻っていったテヒョンの背中を見て目を細める
なんで俺らって同じ物に惹かれちゃうんだろうな？
「ジミィ〜ン…教科書忘れたぁ…見せて…」
「ハハ！何やってんだよ！しょうがないから見せてあげるよ！」
確実に大きなる彼女の存在に気付かないふりして今日も笑う
…そうじゃないときっとこの気持ちが溢れ出してしまうかもしれないから
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cooky - 作品、見ました！ とても面白かったです。最後、ジミンが主人公のことが好きだったのは、ビックリしました。これからも、更新頑張ってください！！ (2019年1月18日 17時) (
レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
ばななウユ(プロフ) - 要は作者様大好き！神！文才寄越せ！ってことです←失礼 それでは長文失礼しました＼(__) (2018年6月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)
ばななウユ(プロフ) - もう毎朝作者様のこと拝ませていただきます← 文才ちょこっと頂きたいな〜って729回くらい思いました← 伝えたいことが多すぎて予想以上にコメントの量が多くなってしまいました← (2018年6月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)
ばななウユ(プロフ) - もう世界中の人に読め！って強制させたいです、てかします← 本当に最高すぎる作品を作ってくださった作者様は天使なんでしょうか…もしくは神でいらっしゃいますよね？← いや絶対そうですよね？← (2018年6月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)
ばななウユ(プロフ) - 本当に面白かったです！本当に、本当に、面白くて…(語彙力ミジンコ級ですが何か？)← いや、これは発狂無しには見られない作品だと思います← (2018年6月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳
| 作成日時：2015年10月12日 0時
