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N「ほお〜…そりゃまた面倒なことを…」
S「面倒ではないですけど…」
翌日の出社で、昨日の過程とインタビューをまとめた資料を報告した。
二宮先輩は昨日の俺の決断を聞いて「ホント物好きだなー…」と呟き、パラパラと資料を捲る。
N「それにしても、毎回翔ちゃんの作ってくる資料は良い仕事してるよね〜」
大体の資料に目を通し終えた先輩がトントンッと器用に紙を揃え、デスクのファイルにしまう。
S「…俺の選択って、間違ってましたかね？」
ポツリとそんなことを聞いてみると「え？そんなん俺に聞こうってか？」とチラッとこっちを見てコーヒーを啜った。
けれど、すぐにこっちに向き直って、言葉を続けた。
N「翔ちゃんはさ、ちゃんと、自分の起こした行動に自分なりの理由だとか責任、見通しとか...そういうの持って行動できてるからさ、大丈夫だよ」
軽い口調だったけど、その目は真剣で、なんか背中を押してもらえたような気がした。
...こういう時、二宮先輩はやっぱり違うな、って改めて思い直す。
いつもは軽いこと言ったり、テキトーな事かましてたって、肝心なとこではなんだかんだ言っても俺の先輩で。
やっぱ、到底越えられない人だな、と実感する。
N「...ほらほら、もう今日は翔ちゃん、仕事あがりでしょ？早くその子の迎え行ってやりなよ」
S「はい...先輩、ありがとうございました」
N「え？何急に改まってんのー、気持ち悪りぃ(笑)」
俺の背中をポンッ、と押して笑い、ひらひら手をふる。
S「気持ち悪りぃ、は余計ですよ(笑)、...じゃあ、お先します」
N「おー、頑張れよ」
コーヒーを啜るズズズッ、という音を背中に聞きながら会社を後にする。
いつもよりも少し気合いを入れてエンジンをかけ、あの孤児院に向かった。
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mii(プロフ) - とても面白いです！更新待ってます！ (2015年8月10日 18時) (
レス) id: 78c4d9be48 (このIDを非表示/違反報告)
あゆあら ［移行先］(プロフ) - satoshiikoさん» はじめまして、閲覧有難うございます！楽しく読んで頂けたみたいで嬉しいです(*･ω･*)翔くん、これからも奮闘しますよ!!(･ω･)b 智くんは作ってくれるのかな？二人の料理の腕どうなるんでしょう…(笑)そんなところも含めて更に楽しんで読んで頂ければ幸いです！ (2015年3月30日 20時) (レス) id: f5c4dbb5c0 (このIDを非表示/違反報告)
satoshiiko(プロフ) - はじめまして！ 今日の昼休みに此処を見つけて、とっても楽しく拝見しました。 続きも楽しみに待っています。 頑張れ翔くん、しっかり子育てしてね。そのうち智くんが料理してくれるようになるのかな？ 翔くんより５才の智くんの方が上手かったりして^ - ^ (2015年3月30日 19時) (レス) id: 48c930074b (このIDを非表示/違反報告)
あゆあら ［移行先］(プロフ) - ティアラさん» 大好きなんて言って頂けてほんとに嬉しいです！(´ `)更に楽しんで頂けるよう頑張って書いていきます！ (2015年3月30日 13時) (レス) id: f5c4dbb5c0 (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ(プロフ) - こんにちはー！！(*^^*) 私この小説大好きです！♪ 続き楽しみにしてますね！(^^) (2015年3月30日 11時) (レス) id: 0f06d7a82f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆあら x他2人 | 作成日時：2015年3月29日 21時
