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煩い目覚まし時計の音で目を覚ますと、いつのまに俺の体はベッドの上からずり落ち、半身だけ床に転がっていた。
のそのそとベッドに近寄り、未だに鳴り続けている目覚まし時計を止める。
あるはずだった休日を思い返し、再び胸の中で愚痴をこぼしながらも目覚まし代わりのシャワーを浴びた。
シャワーを浴び終えてリビングに行くと、パソコンの液晶画面上にメールの着信を知らせるアイコンが点滅していた。
二宮先輩から、今日行く取材についての資料ファイルが届いていた。
その資料をプリントアウトし、目を通しながらトーストをかじる。
今日取材に行くのは郊外にある孤児院らしい。
髪を乾かし、Yシャツを着てネクタイを締めると、そろそろ家を出なければならない時間になっていた。
急いでズボンを履き替え、資料や取材に使うレコーダー、愛用のメモ帳なんかが入っているカバンを手にして家を出て、車に飛び乗った。
先輩にはアシスタントを連れて行くように言われていたが、今日はその一件だけだし大して大変そうな取材でもないから、今日は俺一人だけだ。
気分を上げるためにお気に入りのアーティストの曲をかけながら車を走らせる。
孤児院は少しばかり辺鄙な地にあって、到着までに少しばかり時間がかかった。
やっと着いた孤児院は、小綺麗な白い門を隔て、森の中にあった。
門をくぐって玄関まで来たはいいものの、インターホンがない。
今時珍しいが、こんな場所に建っているのならば訪問者もさほど多くはないだろうから支障はないだろう。
少し躊躇いながらも扉を開け、首だけ中に覗かせる。
「すいませーん、今日取材をお願いしておりました山風社の者ですがー」
そう叫ぶと、奥からニットにジーンズというラフな格好をした若者が出てきた。
少し…いや結構顔の濃い、だけど優しそうな人だった。
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mii(プロフ) - とても面白いです！更新待ってます！ (2015年8月10日 18時) (
レス) id: 78c4d9be48 (このIDを非表示/違反報告)
あゆあら ［移行先］(プロフ) - satoshiikoさん» はじめまして、閲覧有難うございます！楽しく読んで頂けたみたいで嬉しいです(*･ω･*)翔くん、これからも奮闘しますよ!!(･ω･)b 智くんは作ってくれるのかな？二人の料理の腕どうなるんでしょう…(笑)そんなところも含めて更に楽しんで読んで頂ければ幸いです！ (2015年3月30日 20時) (レス) id: f5c4dbb5c0 (このIDを非表示/違反報告)
satoshiiko(プロフ) - はじめまして！ 今日の昼休みに此処を見つけて、とっても楽しく拝見しました。 続きも楽しみに待っています。 頑張れ翔くん、しっかり子育てしてね。そのうち智くんが料理してくれるようになるのかな？ 翔くんより５才の智くんの方が上手かったりして^ - ^ (2015年3月30日 19時) (レス) id: 48c930074b (このIDを非表示/違反報告)
あゆあら ［移行先］(プロフ) - ティアラさん» 大好きなんて言って頂けてほんとに嬉しいです！(´ `)更に楽しんで頂けるよう頑張って書いていきます！ (2015年3月30日 13時) (レス) id: f5c4dbb5c0 (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ(プロフ) - こんにちはー！！(*^^*) 私この小説大好きです！♪ 続き楽しみにしてますね！(^^) (2015年3月30日 11時) (レス) id: 0f06d7a82f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆあら x他2人 | 作成日時：2015年3月29日 21時
