☆☆☆ ページ15
「…好き、です。凌兵くんのこと」
彼を直視出来なくて、後半声が小さくなってしまったが聞こえただろうか。
恥ずかしくておそるおそる彼の目を見る。
今にも消えてなくなりそうである。
「そんな小さな声じゃ聞こえな…あぁクソっ」
「！？」
「そんな目で見んな。可愛すぎんだろ」
「へえぇ…？」
「…ちゃんと聞こえた」
そう言った彼に目を塞がれる。
直前にちらりと見えた頬は赤く染まっていた。
その姿は、フィールドの悪魔と呼ばれる普段の彼からは想像も出来ないくらい可愛らしくて、私だけが見られる彼の一面なのだと思うと愛しさで頬は緩み。
「ふふっ」
「あ？何笑ってんだよ」
「なんでもないですよ…？」
「嘘つくんじゃねぇ！」
「それよりそろそろ目隠しやめてください」
「嫌だ」
「なんでですか〜！」
あーもう黙れって。
そう聞こえたかと思うと、私の唇に触れたのは柔らかい感触。
それは何度か噛み付くように触れるのを繰り返して最後に下唇をひと舐めしてから離れていった。
視界が急に明るくなったかと思うと、目に飛び込んできたのは、舌舐めずりをする彼。
目が合うと、ニヤリと笑った。
「さっきお前が俺を笑った罰な」
本当に頭が沸騰してどうにかなるかと思った。あぁ、この人には敵わないな。
(機嫌がよくても、油断ならない)
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ナツメ - 作者様の灰崎くんに胸キュンしながら読みましたー！灰崎くんの小説少ないですよね〜作者様の小説楽しみにしてます！ (2019年1月4日 1時) (
レス) id: 939d143ca3 (このIDを非表示/違反報告)
ハセ(プロフ) - 福原氷柱さん» 私にはもったいないお言葉です…！本当にありがとうございます！褒めていただけて、かなり照れました(笑)ゆるゆるになりますが、更新頑張りますね！ (2018年12月21日 1時) (レス) id: 9a6c021268 (このIDを非表示/違反報告)
ハセ(プロフ) - DEVILさん» ありがとうございます！カッコよく書けるように頑張っているので、そう言っていただけてにやにやしてしまいました…！ゆるゆるペースになりますが、頑張りますね！ (2018年12月21日 1時) (レス) id: 9a6c021268 (このIDを非表示/違反報告)
福原氷柱(プロフ) - 言葉で言い表せないくらい好きです！(灰崎君も文章も) これからも頑張ってください！ (2018年12月20日 20時) (レス) id: 005cc55c58 (このIDを非表示/違反報告)
DEVIL(プロフ) - 灰崎カッコイイです！！再新頑張って下さい！ (2018年12月20日 7時) (レス) id: 2d2e894556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハセ | 作成日時：2018年12月13日 13時
