７６-green- ページ38
-Abe-
番組のロケを終え、呼び出されたから事務所へ向かってるのだけど
、、、
岩「え？事務所じゃないの？」
それ。
ロケバスが向かってるのは事務所じゃなく、この道は社長がいる病院だ
マネ「俺も詳しく聞いてないんだけど、さっき病院に来てって、滝沢くんから。」
深「タッキーから！？」
ますますわからん。俺らなにかしてしまったのか...、はたまた社長の身に何かあったのか...
佐「阿部ちゃん、大丈夫でやんすよ。怖い顔するんじゃないよ〜。」
「うん...。、、、ラウール？顔色悪いけどどうした？」
ラ「、、、あ。いえ、病院にあまりいい思い出がないから...(笑」
そう言って俯くラウール
これは只事じゃないな
普段天真爛漫でパワフルなかわいい子だけど、16歳という多感な時期で繊細なこの子
たまたま隣に座っていたから、
ぎゅっと手を握り、その綺麗な髪を撫でてみた
安心しろ、ラウールはひとりじゃないから
って気持ちを込めて
ラ「...！ねーちゃんと、同じことしてくれるんですね...。」(小声)
「ん？なんか言った？」
ラ「なんでもないです！阿部くんありがとう！...手、繋いでてもいい...？」
「ふふっ、こんな手でよければいつでも。」
聞き取りづらかったけど、「ねーちゃん」って聞こえたな...。
ラウールにお姉さんがいるって聞いたことないけど
きっとラウールにとって大切な人なんだろうな
深「おー、珍しく阿部ちゃんがお兄ちゃんしてんじゃん。」
渡「ほんとだよ。結構レアな光景だよね。」
「俺だってラウールの事好きだし、ラウールのお兄ちゃんだからね。」
そう言ったら、ラウールがおっきな目を更におっきくさせてこっち見るから、
...え？、俺がお兄ちゃん嫌...？
って不安になったけど
ラ「阿部くん！うん！！阿部くん俺のお兄ちゃん！！ママー！お兄ちゃんできた！」
「待ってラウール！その家族には俺入らないかんね！！」
深「よかったなラウール。」
ラ「うん！...俺まだまだこれからだし、諦めないけど、阿部くんがお兄ちゃんなのは嬉しい！！」
...はい？
諦めないってなにを？
そう聞こうと思ったけど俺らのかわいい末っ子が元気だして、ママはじめ、みんなと笑いあってる姿見てたらまぁいいかと思えたよね(笑
ふっかはなんなの(笑
すげーニコニコしてんじゃん
そうこうしてるうちに
マネ「着いたぞ。」
病院に到着しました
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No.07(プロフ) - みゆさん» みゆ様、コメントありがとうございます！長年出会うことなく過ごしてきたおふたり...、この先どうなっていくのか、お楽しみ頂けたら幸いです！ひとつだけ、わたくしNo.07はバットエンドよりも...、と思って構成しております(^^) (2019年11月2日 0時) (
レス) id: 1ed73bc575 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - どうがあわせてあげてほしいです！(><)！ そしてできるのならまた結ばれて欲しいです！(><) (2019年11月1日 21時) (レス) id: d908992403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：No.07 | 作成日時：2019年10月24日 23時
