君がいなくなっても-3- (ページ4)

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岩本照side

深澤「.....はぁ、」

隣に座るふっかの機嫌が悪い

今は雑誌の撮影中で、康二、目黒、ラウール、Aの4人が撮ってるから俺らは楽屋待機中

佐久間「ふっか何したぁ？」

深澤「うるせ、ほっとけ。」

渡辺「まじ何した？」

宮舘「...あれでしょ、匂い。」

舘さんも気付いてたみたい

渡辺「んぁ、そういう事ね。」

佐久間「えっ！何！？なんの事！！」

「佐久間うるさい(笑)今日さ、Aの香水違かったの気付いた？」

佐久間「あ、違う匂いしたのは。」

「それ多分北斗のなんだよね、」

深澤「んーぁ！！言うな言うな！！」

阿部「なに拗らせてんだか。」

深澤「俺だってさ、もう訳わかんなくなってんだよ。」

渡辺「言えばいいじゃん。」

深澤「言えてたら苦労しねぇよ！それに、俺より北斗の方が...。」

...ったく、2人して

まぁ、正直Aが北斗と付き合ってたのは驚いたけど

向井「次、照くんたち～。」

「ん、分かった。」

そこに撮影を終えた4人が

ラウ「あれふっかさん元気ない？」

目黒「大丈夫っすか？」

『え、たつくん風邪？大丈夫？』

1番後ろにいたAがラウールたちの間をぬってふっかの前にしゃがむ

その時もフワッと香る北斗の香水の匂い

『熱、ない？』

Aがふっかのおでこに手を伸ばそうとする

...けど、ふっかはそれを躱した

深澤「なんもねぇよ、」

悲しそうな顔をするAの方なんて一切見ずに楽屋を出ていった