君がいなくなっても-3- (ページ23)

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岩本照side

深澤「ひかるぅぅ、どーすればいいのおれはぁ！」

家呑みにして正解

酒弱いくせにめちゃくちゃ呑んで、めちゃくちゃ酔ってる

まぁこうでもしないとこいつは本音で話さねぇからしょうがないけど

深澤「おれだってさぁ、Aのこと本気で好きなんだよ？でもさぁ、むりなの、幸せにしてあげれないの。」

「無理じゃないって、」

深澤「ひかるはぁ、なんも知らないから言えんだよ、」

「何したのまじで、Aのために女切ったふっかがあんな理由でAの告白断んねぇもんな。」

深澤「事務所の人にいわれたの、認めないってさ、」

「事務所の人って滝沢くん...？」

深澤「うぅん、それだけじゃないみんなから。付き合うんだったら2人で事務所やめろってさぁ、そんなん無理じゃん？」

2人で事務所やめろって、そんな事ある？

メンバーだとはいえ、そこまでの...？

「だからって、従うのかよ。」

深澤「叩かれるのは俺じゃない。いつだって女の子のAだけが言われてきた。昔、噂になった時だって、北斗との話が出た時だって。それが本気で付き合ってますってなった時辛いのはAだよ、」

紅一点ってだけで確かに色々言われてきた、それは事実だけど

深澤「俺のファンの子が俺の大事な子傷つけるんだよ、耐えらんない。守りたいけど、100守れるわけじゃない、他人に傷つけられたAを見るんだったら、俺が離れた方がまだマシ。」

「それ、ちゃんとAに言えよ。」

深澤「なんでさ、」

「なんでお前がそんな悪者になってんだよ！」

深澤「悪者になんのは俺だけでいいじゃん！」

本当にこいつ馬鹿だわ、誰もそんなの望んでない

Aだって

「そんなの俺が見てらんねぇよ...。Aの心配ばっかり、お前だってやつれてんのに、」

深澤「俺はいいから、」

「ふざけんな、明日ちゃんと話せ。じゃねぇと俺はデビューしねぇ。」

深澤「は？」

「Aも、メンバーまとめて辞めてやるよ。ふっかだけデビューすればいいじゃん。」

ちょっと無理矢理な理由かも知んないけど、ちゃんとその言葉Aに伝えるべきだと思うよ、