君がいなくなっても-3-

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デビューを迎えてから、色々な雑誌や番組に出させてもらった





Snow ManとSixTONESで各地方に行ったりもして





その期間も、度々耳鳴りに悩まされていた






そんな中、今日はSnow Manで9時間の生配信を行う





目黒「耳、大丈夫？」





『ん、何とか？酷くないからみんなには内緒ね。』





目黒「酷くなったら言えよ。」





蓮にだけは一応伝えといて、バスに乗り込む






岩本「どうも！」






スノ『｢Snow Manでーす！！！！！｣』






未知の9時間生配信、明かされていない企画にわくわくしてて、気付いたら耳鳴りなんか忘れていた





そしていよいよ、今回メインの企画の1つ【御百度参り】






10人で100往復するんだけど、なかなかの急な階段





最初はみんな元気に登っていたものの、5往復目辺りからきつくなってくる





深澤「あと半分もあんの！？しんど！」





なんて、カメラに映らないところで愚痴言ってる人もいれば





岩本「行ける！大丈夫だから。」





トレーニングかなんかだと思ってる人も？笑





それぞれのペースで進めていくけど、6往復目を終えたところでまた耳鳴りがやってきた





『...っ、』





目黒「！大丈夫？休む？」





阿部「...どうした、」





目黒「あー、耳鳴り来ちゃったっぽいっす、」





向井「ちょっと休んどき？」






『っ、でも、みんなの分、増えるから、』






深澤「いいから、甘えて。まだ長いんだし、持たなくなるよ？」






目黒「とりあえず、立花さん、Aのこと頼みます。」






長年サポートしてくれているマネージャーの立花さんに預けられ、みんなはまた急な階段を駆け上っていった






みるみるカウントは増えていき、残り10回






『...ね、行きたい。』







近くにいたひーくんの服を掴む







岩本「...行く？...行こっか、俺とふっかで支えるから。」







深澤「しんどくなったら言えよ？照がおんぶする。」







佐久間「ふっかじゃねーんだ。」






深澤「この階段だと保証できねーもん。」






岩本「よし、じゃあ行こう。」





ひーくんとたつくんに支えられて何とか最後のお参りをし、戻ってこれた、けど、






耳鳴りはさらに増していた

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