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少年たち全公演が終了し、休む暇もなくデビューに向けた準備が始まった
音を聞くのに人一倍時間がかかり、集中力が必要な私はアップテンポで今までにないような曲調のデビュー曲に戸惑っていた
9人との遅れを取り返そうと自主練を繰り返していた時、遂に体が悲鳴をあげた
『頭痛っ.....。』
キーンと耳鳴りも酷くてとてもじゃないけど装置を付けられる状況じゃなくて、微かに聞こえる右耳に補聴器を入れるのが精一杯
向井「はなちゃんおはよ!」
『んー、おはよ、』
阿部「あれ、どうした?今日は付けないの?」
『耳鳴り酷くて、』
宮舘「しんどかったら休むんだよ?」
『大丈夫、』
まぁ正直、しんどい
でも、これから活動していくにあたってこれは慣れなきゃいけないことだし
他の人よりやらなきゃダメだ。と自分に言い聞かせていると徐々に体に熱を持ち始めたことに気づかなかった
練習中急に体の力が抜けて、床が近付いてくる
岩本「あっぶなっ!」
ひーくんに支えられたのを最後に目を閉じた
?「頼むから無理すんなよ、俺不安でどうにかなっちゃいそう。」
そんな言葉がはっきりと耳に入ってきて、恐らく夢なんだと思う
?「頼ってよ...って、俺が距離作らせてんのかな。」
声の主は、あの人
?「マジで後悔してんの、Aのためだと思って言ったけど俺めちゃくちゃAのこと好きなんだもん。」
好き...?
そして、唇が重なる...夢
だったらよかったのに
唇に感じた温もりが現実だということを教えた
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あおこ(プロフ) - こんなお話の途中で、、更新停止はずるいですって、更新お願いしますね? (2022年11月25日 1時) (レス) @page43 id: 2372b71d74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずき | 作成日時:2020年8月5日 12時